1分で読める健康ブログ#25

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今回のテーマは「インフルエンザの予防」についてです。
 長くコロナウイルスが流行してますが、最近はインフルエンザの方も増えています。毎年冬になると増えてくるのでここらへんで再度予防について紹介したいと思います。

インフルエンザの症状

38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴で、子供はまれに急性脳症を、高齢者や免疫が低下している方は二次性の肺炎を伴う等、重症になり得ます

予防方法

1) 流行前のワクチン接種
 発症の可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止効果あり
2) 外出後の手洗い等
 体についたウイルスを除去するために有効な方法です。手洗い・うがい・アルコール消毒は接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症対策の基本です。
3) 適度な湿度の保持
 空気が乾燥すると気道粘膜の防御機能が低下し感染リスクが上がります。そのため加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことが効果的です。
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
 体の抵抗力を高めるために毎日の十分な休養とバランスの良い栄養摂取を。
5) 人混みや繁華街への外出を控える
 特に御高齢の方や基礎疾患のある方、妊婦、体調の悪い方、睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。

疑問に思うワクチンの有効性

 インフルエンザにかかる時は、
①インフルエンザウイルスが口や鼻あるいは眼の粘膜から体の中に入ってくる
②体の中に入ったウイルスが細胞に侵入して増殖した状態を「感染」という
★しかし現行のワクチンはこの「感染」を完全に抑える働きはありません!!
 そしてウイルスが増えると、数日の潜伏期間を経てインフルエンザの症状が出現します。この状態を「発病」といいます。ワクチンにはこの「発病」を抑える効果が一定程度認められています。その中で基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いですが、
★インフルエンザワクチンの最も大きな効果は「重症化」を予防する事です。
数字的な効果としては国内の研究によればワクチンを接種しなかった人の発病率を基準とした場合、ワクチン未接種ので発病した方の60%はワクチンを接種していれば発病を防ぐことができるといわれています。

インフルエンザワクチンのまとめ

 現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではありません。しかしインフルエンザの発病予防や重症化や死亡を予防することは一定の効果があるとされています。

最後に

 インフルエンザワクチンを打つことで重症化を防ぐ効果はありますが万全ではないので、しっかりとした休養と栄養補給、加湿などの日常生活から健康的に過ごすことが重要になります。まずは身の回りから意識してみましょう!
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