1分で読める健康ブログ#22

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 年末最後のテーマは年越しなので「そばの栄養」についてです。
 今日は大晦日。皆さん年越しそばを食べたりすると思いますが、そばはお米などより栄養価が高い炭水化物となります。その栄養や効果をお伝えします。

そばの栄養素

①タンパク質
そばに含まれるタンパク質は身近である米と比べると、約2倍のタンパク質が含まれています。
②炭水化物
 炭水化物は糖質と食物繊維に分類され、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする作用やお通じを改善させるなどの効果があります。そばは他の麺類と比較して糖質が中間クラスの食べ物で食物繊維は豊富に含まれているため糖質制限している方に向いています。
③ビタミンB1
 糖質やアミノ酸の代謝を助ける栄養素で、簡単に言いますとエネルギーを作り出す手助けの役割がありそばはビタミンB1を多く含みます。しかしデメリットはビタミンB1は水に溶けやすい栄養素ですので、茹でる時に大部分が溶け出してしまいます。そのため蕎麦湯を飲むのは効果的。
④ルチン
 フラボノイドという抗酸化物質でそばに多く含まれています。血管を健康に保つ成分であり、ビタミンCとともに働いて血圧を下げ、毛細血管を強くする機能があります。
 ルチンもビタミンBと比較して茹でても流出しにくい点があります。
⑤必須アミノ酸
 タンパク質と同じですが、そばはアミノ酸のバランスが良いのが特徴です。必須アミノ酸は身体の中では作ることができず食事からの摂取が必要なものを指し全部で9つあります。1つでも不足すると効率的に利用されにくくなるため、そばのたんぱく質はこの必須アミノ酸のバランスが良く米や小麦粉より良いものとなります。

そばのデメリット

 そばには水にビタミンが流れやすいことと、ビタミンBは含まれるがその他のビタミンが不足しているため栄養の偏りがあり得ます。そのため食べる場合には野菜の天ぷらやその他の料理でビタミンを補うと栄養バランスが良くなります。
 またスーパーに売っている蕎麦は、小麦粉が一番多いものが多くありますので栄養に気を遣う場合には10割そばや二八蕎麦などがオススメです。

最後に

 皆さん今年も1年お疲れ様でした。いろいろあった1年だとは思いますが無事に年越しが迎えられて良かったなと思っております。良いお年をお過ごしください^^

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