座禅やマインドフルネスは、自分の呼吸や体の感じに注意を向けることで、
心と体を落ち着かせることができるといわれています。
その結果、睡眠の質が良くなるかもしれません。
- 座禅やマインドフルネスをすると、イライラや心配事が減ります。
イライラや心配事があると、体がピリピリして、寝つきが悪くなったり、
夜中に目が覚めたりします。
座禅やマインドフルネスで、体がほぐれて、寝やすくなるかもしれません。
- 座禅やマインドフルネスをすると、脳の電気の流れが変わります。
脳の電気の流れは、脳の働き方を表しています。
普通、起きているときには速くて小さな波が出て、寝ているときには
ゆっくりで大きな波が出ます。座禅やマインドフルネスをすると、
起きているのにゆっくりで大きな波が出ることがあります 。
これは、深く寝ているときと似ているので、寝入りやすくなるかも
しれません。
- 座禅やマインドフルネスをすると、睡眠の時計を合わせるホルモンが
出やすくなります。
睡眠の時計を合わせるホルモンは、メラトニンという名前です。
暗くなると出て眠くなり、明るくなると止まって目が覚めます。
でも、イライラや光などによってメラトニンが出にくくなると、
睡眠の時計がずれてしまいます。
座禅やマインドフルネスでメラトニンの放出低下を予防ができます。
実際、先日、都内にある青松寺さんで月例の座禅会に参加した当日の夜。
スマートウォッチで測定している睡眠データを、確認すると
寝ついてから、深い睡眠を示すレム睡眠が1時間ほど続いていました。
禅やマインドフルネスには、睡眠の質が良くなり、やらない理由はないかも。
と改めて認識しました。
モノは試しです。
皆さまも、隙間時間で目を閉じて、深呼吸を1分だけしてはいかがでしょうか。