計画書を作成する|事業再構築補助金|申請ガイド③

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はじめに

本記事は、2023年10月6日(金)締切分(第11回)の公募要領に従って記載します。
公募回により、毎回、公募要領が変更されております。
必ず、自分が申請する回の公募要領を確認するようにしてください。

事業再構築補助金 計画書作成の基礎

事業再構築補助金の計画書を作成する場合、絶対に抑えなければならないポイントがあります。
この記事では、その『基礎』をご紹介しようと思います。

1.採択計画書を確認する

他の補助金と違って、『事業再構築補助金』は、採択された計画書が、公式ホームページで、ダウンロードできるようになっています。
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このように、2023年10月10日現在では、11個の採択計画書がダウンロードできるようになっています。
そしてこれらは、過去に採択された計画書だということがポイントです。
これから申請する方は、これよりも丁寧な計画書を作る必要があります。
少なくとも私たちは、過去に採択されたものよりも、見やすく、分かりやすい計画書を作るように心がけています。
他の事業者も、皆さんそう思っているでしょう。
採択のボーダーラインは、そういうラインだということを知っておく必要があります。

2.公募要領・審査基準を確認する

事業再構築補助金の採択を、どういう内容で審査するか、公募要領に詳細に記載があります。
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実際に採択経験がある人は、『事業化点』『再構築点』のそれぞれ、どんなことを、どれぐらい書かなければを理解しています。
一方、自分で、初めて、補助金の事業計画書を作る方は、この点は圧倒的に不利ですね。
『1.採択計画書を確認する』に書いたように、採択されている計画書を、複数ダウンロードして、作成するようにしなければなりません。

3.『虎の巻』を確認する

実は、『事業再構築補助金』は、私の知る中で、最高に親切な補助金です。
なんと、計画書の作り方を、公式ホームページ内で案内してくれています。
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ただし、気を付けてください。
この『事業計画書作成ガイドブック』を見ると、心が折れる人が多いかもしれません。
「こんな資料を作らなければならないのか…」
違います。
これはあくまで、ガイドです。
「こういうことを考えながら作ってください」というガイドでしかありません。
これが役に立つのは、やはり、『採択計画書』を見る際です。
それぞれの項目に対し、どの程度の情報が書かれているか。
そういうことをしっかり確認するようにしなければなりません。

さいごに

本記事では、事業再構築補助金の計画書作成について、基本をご案内しました。
[番外編]として、作り方に少し踏み込んでご案内しようと思います。
ぜひ、そちらもご覧くださいませ。



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