こんにちは
前から気になっていたサッポロビール誕生の地に行ってきました。
雪深いですね。
ビール博物館(見学館)になっております。
赤レンガがとても趣ある感じですてきです。
雪をかき分けて到着です。
冷蔵庫が普通にある現代では考えられないことですが雪で冷やすことが容易にできるこの雪たっぷりの土地はとってもビールづくりには良かったそうです。
明治9年(1876年)ドイツで醸造法を学んだ日本人技術者らも集まって
サッポロビールの前身となる開拓使麦酒醸造所が誕生したそうです。
やっぱり気になるのは醸造タンクです。
成人の身長の2倍はある大きなタンクが展示されていました。
醸造のコツは大きなタンクで発酵させること。
味噌や醤油、日本酒も大きな樽で発酵をさせていきますよね。
温度の差や酵母菌などの培養速度の影響が出にくく安定して培養することができます。緩衝作用が生じるのです。
でも大きな培養装置は作るのが大変ですよね。先人はすごい。
小型の酵母純粋培養器の展示もされていました。学生の頃教科書で見た装置が展示されていたのに感動してしまいました。
大きなタンクで酵母菌を培養するのは1段階で増やすことができないので最初に少し小さなスケールで培養を促しておくことが必須です。
現在の工場でも大量に酒醸造やヨーグルトを作る際にもあらかじめ小さなスケールで培養したものをスターターとして使います。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。