魅力のローカルビール#6

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こんにちは
今日はファーマーズマーケットで見つけた軽井沢で最も飲まれているローカルビールをご紹介いたします。
軽井沢高原ビール ウサギ年.jpg
ビールのセットを購入いたしました。
左より ワイルドフォレスト  ナショナルトラスト アメリカンESB
ヤッホーブルーイングのビールです。
名前の「ワイルドフォレスト」「ナショナルトラスト」は軽井沢の自然を守るために設立されたボランティア団体の名前でビールの売り上げの一部は野生動物との共存や希少高山植物の保護活動に使われているそうです。
主観ですがワイルドフォレストの活動はビールの名前が先行しているためインターネットなどで具体的な活動内容が埋もれてしまい分かりにくくなってしまっているのが残念と感じているところです。
メーカーのヤッホーブルーイングのHPには「野生動物が荒らすことのできないゴミ箱設置などの活動に役立てられています。」とありました。

「ワイルドフォレスト」はエールビール小麦「ゆめかおり」を使用した上面発酵ビールです。(日本の主なビールは下面発酵ビール
上面発酵ビール.jpg


使用されている小麦「ゆめかおり」は、実はパンを製造するのに適した小麦
として改良された小麦です。

「ゆめ」のついた品種の小麦はたくさんありますね。

小麦がかかりやすい病気(コムギ縞萎縮カビ)につよい性質があり、生育時に倒れにくいしっかりとした茎になる特徴の品種であるため軽井沢のある長野県では主に地産地消向けのパン小麦として認定品種に採用して、盛んに栽培されいるようです。
それをビール醸造にも転用したようです。日本の主なビールは大麦を利用。
麦芽粕.jpg


さらにビールを仕込む際に発生する麦芽の絞り粕(麦芽粕)には作物の生育に必要な栄養成分が残っているので、肥料として活用しヤッホーブルーイングでは近隣の農家にその麦芽粕を提供しているそうです。
2023年には麦芽粕は約100トンにも達する予定だそうです。肥料も地産地消ですね。
ビールも無駄のない製造の時代ですね。
次回 ナショナルトラスト アメリカンESBのご紹介をさせていただきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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