こんにちは
富士の土地で沢山のクラフトビールがあることを知ることができたので
クラフトビールについて少しまとめておきます。
日本では1994年大きな酒税法の改定がありました。
ビールの醸造のための免許の取得が年間2000キロリットルから60キロリットルまで引き下げられました。
これにより小規模でこだわりのあるビールの醸造が可能になりました。
さらに地方の自治団体など地元活性化の目的で地ビールを企画し後押しがされました。
地ビールの第1号はエチゴビールです。
現在は地ビールという呼び名ではなくクラフトビールという呼び名のほうがしっくりきます。です。
このビールは醸造家のこだわりがぎっしりと詰まったビールになっています。
右側「こしひかり越後ビール」は
大麦麦芽、小麦麦芽、ホップ、米(国産コシヒカリ)を使用しています。
さすが米どころの新潟県。米は新潟産コシヒカリを使用しています。
スッキリとした喉越しで、キレのある辛口ビールです。
お米が使用されているためか和食にぴったり合う感じです。
左はピルスナー
大麦麦芽、ホップを使用しています。
ピルスナーのオリジナルホップとされるチェコ・ザーツ産アロマホップを使用し麦芽100%のクラシックスタイルのラガービールだそうです。ラガービールは下面発酵酵母です。
ビール好きの方には芳しいホップの香りと爽やかな苦味、豊かなモルトの旨味の調和がとても評価されています。
プルスナーは、1838年あまりに粗悪なビールの出来に人々が怒り、ビール樽を破壊しビールに対する反抗の結果生まれたビールともいわれています。
この事件をきっかけにビール醸造家は努力を重ねました。
まだビールが酵母菌の働きで作られ、乳酸菌が入ることにより酸っぱくなると知らなかったのですから仕方ありません。
ちょうどそのころフランスのパスツールによってそのことが解明され、低温殺菌法が開発されています。そのことについてはまた今度。
クラフトビールはいつでもどこでも飲めるビールではないので「目に入ったら買い」をオススメします。確かにクラフトビールは万人に「うまい」といわれるビールではないことも多いですが、そのビールにただりつくまでの過程も知って醸造過程も楽しんでいただければ嬉しいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。