妻の境界性パーソナリティ障害の寛解に向けて取り組んだこと

記事
コラム
妻が境界性パーソナリティ障害でした。




結婚して8年が経ちましたが、正しい理解と行動の実践によって、今では日常生活に支障をきたすような症状はなくなりました。





お互いに尊敬しあえる仲良し夫婦です。






この記事では、妻の境界性パーソナリティ障害の寛解(症状が出ないようになること)に向けて取り組んだことをご紹介します。



わたしたち夫婦の場合は、8年間の夫婦生活の中で、妻の境界性パーソナリティ障害の症状がなくなりました



・「境界性パーソナリティ障害は治るの?」と悩んでいる方

・恋人や妻からの辛辣な言葉・暴言で悩んでいる方



参考になれば幸いです。







取り組んだこと①:読書



これは、妻本人ではなく夫である私が取り組みました。


境界性パーソナリティ障害についての本を読み、妻がどうして暴言をはくのか、どのようなことに不安を感じているのか、理解を深めました。


詳細は、こちら▼











取り組んだこと②:心療内科に行く



夫婦で心療内科に行きました。
時期としては、結婚して4年目くらいからです。

きっかけは、お出かけ中に起きた超・大ゲンカです。
最終的に夫婦喧嘩というレベルのものでなく、夫婦二人で半狂乱になるほどの騒ぎになりました。(後日、ご紹介します。)


そこで、二度とこんなことにならないように、夫である私から「心療内科を受診したい」と言いました。



「自分が受診したいから一緒についてきてほしい。」
「最近、疲れてるみたいだから良かったら一緒に診てもらう?」



こういう声かけであれば、一緒に受診してくれやすいと思います。




間違っても
「お前は病気(境界性パーソナリティ障害)だから病院に行け」
などと言わないでください。

そういう思考であれば、むしろ自分が診てもらった方がいいと思います。
(自己愛性パーソナリティ障害等の可能性があります。)




心療内科に行って、わたしはうつ病の薬を処方され、妻はそれに加えてデパスや睡眠導入剤を処方されました。

「精神的な疾患がある状態なんだ」と自分自身を認知をすることで、妻もわたしも目に見えて安定していきました。









取り組んだこと③:否定しないコミュニケーション



妻は、幼少期の頃から「否定」されて育ちました。





今、わたしは絶対に妻を否定しないと決めています。

もちろん時にはケンカもしますし、機嫌によって冷たいと感じる態度を妻に取ってしまうこともあります。

心がけているのは、そういうときは後で必ず謝るということ。

これは、夫婦そろって心がけています。






これは私の感覚ですが、パーソナリティが形成されるまでに20年かかったのならば、そのパーソナリティを変えるまで20年かかると思います。


妻と私が結婚したのが22歳の頃なので、夫婦歴が22年くらいになったとき、妻が晴れやかな気持ちで人生を過ごせるように、これからも毎日を過ごしていきたいと思います。





境界性パーソナリティ障害で悩んでいる当事者やパートナー・家族の方へ




境界性パーソナリティ障害で悩んでいる方、今の現状を変えたいのであれば、次のような行動に移してみてはいかがでしょうか?




境界性パーソナリティについての本を読む。

カウンセリングに行く。

心療内科に行く。

(一人で行くのが怖かったら、パートナーや家族と行ってもOK)



もちろん私に話を聞いてもらうのでも構いません。



自分を救えるのも、相手を救えるのも、あなたの行動次第です。



「絶対に変わらない。無理だ。」と思うかもしれませんが、私たち夫婦の場合は、実際に変わりました。





こういったケースが世の中には存在する。





そのケースを示すことで、
あなたが少しでも希望を持つことができますように。




・具体的な対応の仕方が気になる方
・どう対応していいかわからない方
・激しい感情を受け止めきれず疲れてしまった方


どんなささいなことでもしっかりとお聴きします。
ぜひお問い合わせください。

待機中でなくても、メッセージをいただければ日程を調整させていただきます。お気軽にご連絡ください。

「1分だけでお願いします。」などの時間指定もOKです。




メッセージでの無料相談も行っています。




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