妻が境界性パーソナリティ障害でした。
結婚して8年が経ちましたが、今では日常生活に支障をきたすような症状は、なくなりました。
お互いに尊敬しあえる仲良し夫婦です。
「境界性パーソナリティ」
私はその言葉すら知らず、交際開始から結婚してからの数年間は、典型的な衝突を繰り返していました。
めぐるましく変化する機嫌、深夜何時間にも及ぶ罵倒、自傷行為…
疲弊しきった状態の通勤電車の中で、なんとかこの状態から抜け出せないかとgoogleで検索しました。
「態度 急変 喧嘩」
「深夜まで続く罵倒 疲れた」
検索結果のページをいくつか巡ると、私たち夫婦との関係に恐ろしいほどそっくりなエピソードがたくさん出てきました。
そこで、私は初めて「境界性パーソナリティー障害」という言葉を知りました。
「世の中には、同じことで悩んでいる人たちがいる!」
この気づきだけでも少し救われた気がしました。
「境界性パーソナリティー障害 対処法」
「境界性パーソナリティー障害 治し方」
続けてgoogleに検索すると、一冊の本が表示されました。
精神科医の方が書いた本でした。
「本なんかでこの状態が変わるのか?」
半信半疑でしたが、現状の私には解決する能力は無かったのでわらにも縋る思いで購入しました。
実際に読み進めると、内容は心当たりに思えることが多く、実践すると本当に妻の対応が変わっていく確かな手ごたえを感じました。
同時に、
妻がどれだけ苦しんでいたのか、
なぜこのような症状を発症するに至ったのか、
といったことも理解できるようになりました。(当人ではないのであくまでも一部ですが)
漠然と日々悩む私にとっては、本はとても大きな存在でした。
もしあなた自身がパーソナリティ障害に苦しんでいるのであれば、本を見せてパートナーに打ち明ける(相談する)のも有効だと思います。
症状や周りの環境はひとそれぞれですので、具体的なタイトルの紹介は控えます。検索してご自身に合ったものを選ばれるのがおすすめです。
もちろん、実際に聞いていただければ、本もご紹介します!
境界性パーソナリティーの方、そして、そのパートナーの方、ご家族の方が少しでも気持ちが楽になるように情報を発信していきたいと思っています。
具体的な対応の仕方が気になる方、
どう対応していいかわからない方、
激しい感情を受け止めきれず疲れてしまった方、
どんなささいなことでもしっかりとお聴きします。
ぜひお問い合わせください。