何をするにも「自分で決める」こと
『ノートに書いた方がいいのでは』と、彼に言い続けていますが、なかなか、聴く耳をもたないです。『僕は見て覚える。』といっては、模範解答をキチンと書き写さない。
『書いて覚えるのはナンセンスだ!』と言うのが彼の言い分。
メモ程度にノートに書くぐらいはしているようですが心許ない。
『まぁ、好きにすれば。』というのが、僕の言い分。親がとやかく言っても行動を変えられるなんてことはなかなか、難しいですよね。道徳は除いてね。ひとつ言えるのは、彼にとって正しい方法かどうかは彼自身が決めるということだけでした。
そもそもノートに書くことは、効果的なの?
僕としては、答えを見て覚えるというのは【トンビの子が実は鷹だった!】ということでもない限り無理だと思います。もし、彼が鷹だったなら、それはそれで彼にはラッキーなこと。
また、彼が今のやり方で失敗すれば、方法を自ら改めるだろう。
それはそれで、いいことだろう。
・暖かくもなく
かといって
・冷たくもなく穏やかな眼差しで、ぬるめで。
親があれこれ、とやかく、くどくど言いたくなる気持ちをグッと抑えて。
むずかしいんだよーーー、言うのは簡単だけどねぇーーー。
やっぱり、クドクド言っちゃうよーーー。
解答はノートに書き写せ ってね。
それから、3年経った高校生になって聞いてみた
高校生になっての春休み。勉強している彼の部屋をノック。
トントン
「ノートに解答書き写してる?」と聞いてみた。
「英単語や漢字、古語はセルフテストや小テストで間違えたものだけ
書き写してる」と。
「他には、数学とか」
「まず見て、答えを閉じて、問題を解きなおして、間違ってたら
また見て、答えを閉じて、問題を解きなおして、やで」
と。つまり、書き写すのではなく書けるようになるまで
くり返し解いて覚えると言うやり方。
無意味に書くと、「時間がロス」するらしい。
これ、役立つ情報だと思います。