バカを隠さない

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コラム
こんにちは。
塩屋むつみです。

私は
心と体のお悩み相談役として
活動しております。

今日は心のお悩み。
「バカを隠さない」
というお話です。

自分は頭が悪いと思い込んでいる方、
それを恥ずかしいと思っている方が
ちょっと生きやすくなるヒントになれば幸いです。


私は勉強ができた。
小学生から中学生までの話だ。
成績がよかった。
それが唯一の誇りだったし、
今考えると大げさだが、存在理由だった。

ところが高校生になって事態は一変する。
勉強してもしても
国語の読解の成績がまったく上がらないのだ。

私は読解力がなかった。

極めつけは小論文。
半分も書けずに提出して担任に怒られた。
書かないんじゃない。
書けなかった。

中学までの勉強は暗記で乗り越えてきたのだと気づいた。
私は国語力がなかった。
私はバカだった。

今でもこの頭脳コンプレックスは治っていない。

仕事で理解できないことがあれば強い不安に襲われる。
こんなことも分からないのは自分だけじゃないのか。
こんなの理解できるのだろうか。
理解できなかったらどうしよう。
だとしたらなんて恥ずかしいことだろう!

そんな思いが頭の中をめぐる。

だから
相手が説明したことを「分からない」と言えない。
とりあえず「はい」と返事をしてしまう。
よくない習慣だ。

私はいまだに「バカ」だとバレることが嫌らしい。
恥ずかしいらしい。

けれど
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥だ。

これを心に刻みたい。
バカだとバレてもいい勇気を持ちたい。
バカを隠さない。

分からないことはどんどん聞く。
恥ずかしがることはないんだ。

分からないことが分からないときもある。
それもそのまま伝える。
だから少し考える時間をください、と。

とは頭で分かっているものの
簡単に治ってくれるものではないだろう。
けれど、意識していきたい。

私はバカだ。
だから分からなくて当たり前だ。
分からないことは聞けばいいんだ。
それを怒ったり馬鹿にしたりする人がいても
気にしなくていいんだ。
分かろうとしている姿勢が大事だから。

1つでも多くのことを覚えたいし理解したい。
新しいことにも挑戦したい。

そのためには、自分がバカであることを恐れずにいたい。

頭脳コンプレックスのお話もお聞きしますよ(*^^*)
一緒に少しでも楽になる生き方、考え方を探しませんか?



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