メンタルで丸4日間寝込んで、復活した話

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この前、丸4日間寝込んだ。

風邪とかじゃなくて、メンタルが不安定になって、朝起きると、勝手に涙が出てきた。

「勝手に涙が出てくる」

これまでの人生で、何度かあった。
こういう時は、心が限界のサインなのだ。

今年の3月末に仕事を辞めて、旅行三昧をして、10月からフリーランスとして活動するようになった。

自分なりに頑張ってはいるけれど、なかなか仕事の結果が出ない。
自己肯定感が低い私にとって、「結果が出ない」ということが、かなりのストレスになっているようだ。

焦りと不安がつのる毎日。朝起きると、胸のあたりで動悸がする。

「今日も相談が1件も来なかったらどうしよう…」

「子どもを保育園に預けているのに、私、仕事してる内に入るのかな…。子どもと保育園に申し訳ない…」

「このまま、今の状態がずっと続いたらどうしよう…。怖い…」

物事を悪い方へ、悪い方へ、考えてしまう。
そんな毎日を送っていたら、ある朝突然涙が出てきて、止まらなくなった。

そういえば、最近全然寝れていない。

夫から、家事も仕事もせずに、とにかく休むように言われた。
子どもの保育園の送迎も、夫がしてくれると言う。(ありがとう、夫よ)

私は、顔も洗わず、歯も磨かず、布団に潜り込んで、一人でわんわん泣いた。30分くらい泣いた。(枕は涙でビショビショ…)

「なんで私の人生、うまくいかないんだろう…?」

「私ってなんでこんな不器用で、生きづらいんだろう…?」

これまでの自分の生き方について、これからの将来について、めちゃくちゃ悲観的になって、とにかく泣いた。(お隣さんに聞こえていたかも…)

でも、さんざん泣いたら、ちょっと落ち着いてきて、そうしたら、眠くなってきて、寝た。

その日から、やる気が起きず、風呂も入れず、とにかくベットの上で生活した。

遮光カーテンで昼の光をさえぎって、寝たり、スマフォで映画を見たり、寝たり、スマフォで本を読んだり…ひたすらその繰り返し。

食欲もなかったので、なんとかバナナだけ食べた。

その間、すべてのことを夫が代行してくれた。(ほんまにありがとう…)

たくさん寝れたからか、3日目あたりから、少しずつ起き上がれるようになった。

そして、心の声が変わってきた。

「このままずっと辛い状況が続くわけじゃないよ、きっと。これまでもそうだったじゃん」

「忙しくない今のこの時期は、これまでがむしゃらに頑張ってきた分のご褒美の時間かもしれない。実はとても恵まれているのかもしれないよ」

「最悪フリーランスで結果が出なかったら、また外で働けばいい」

私の声は、私を励ますような声に、変わっていった。

4日目には、家族の分の夜ご飯も作れるようになっていた。

5日目の朝、とうとうお風呂に入れた。
シャワーを浴びると、身体も心もとてもスッキリして、晴れ晴れとした気分になった。

その日以降、普通の生活を送れている。(良かったね…)

私がメンタルダウンした一番の原因は、

「寝ていなかったこと」

これに尽きると思う。

寝ていないと、どんどん悲観的になる。
周りが全員敵のように思えてくる。

心の声は残酷なことばかり言うようになって、自分が価値がないような人間に思えてくる。

たっぷり休んで、たっぷり眠ると、心の声は、励ますような事を言ってくれるようになる。

「まぁいっか」ができるようになる。

仕事の結果が出ていない、今の現状になんの変りもないけれど、人生にこんな時期があっても「まぁいっか」と思えてくる。

夫も、保育園も、誰も私を責めていないのだ。
私を責めているのは、私だけ。

携帯をたくさん使ったら、充電しなきゃいけない。
人間も、毎日生きてるだけで、エネルギーを使っている。そしたら、充電が必要になる。

人間にとっての一番の充電は、「寝ること」ではないだろうか。

心理士として働いていた時、うつ症状が感じられる相談者さんには、必ず「眠れていますか?」と確認していた。
そうすると、眠れていないことが多かった。

これからは、充電が切れる前に、意識的に寝ることを心がけようと思う。

もし寝れなければ、心療内科に行って、お薬をもらうこともひとつ。


今回は、「寝ること」「休むこと」の大切さを身をもって経験したお話でした。
長い文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました^^
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