素直に喜べる人と喜べない人

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なにか嬉しいことがあった時、あなたはどんな反応をしていますか?

①「やったー!キャー!」、「ありがとう!嬉しい!」と素直に喜ぶ人

②「いやいや、これは今回たまたまやし」、「私なんて全然まだまだです」と素直に喜べない人

この2通りのパターンがあると思っています。

私は、これまで②でした。なぜか素直に喜べないんです。

人から褒められた時、実はめちゃくちゃ嬉しいんです。
でも、喜ぶことが間違っている気がして、「いえいえ、そんなことないです。私なんか恐れ多いです」と否定してしまう。

プレゼントをもらった時、嬉しい気持ちもあるけれど、心の中は「何かこれ以上のものをお返ししなくては…どうしよう」という不安と焦りの気持ちが出てくる。

褒めてくれる人も、プレゼントをくれる人も、恐縮させようとかお返しをもらおうとか、そんな意図はないはずなのに、私が勝手に相手の言葉や行動の裏を先読みして、解釈してしまう。

私のように「素直に喜べない人」は、生い立ちの中で親から「条件付き」で承認されてきた方が多いように思います。

私の場合は、幼い頃から私が母の心を慰める役でした。「慰め役をしている私」なら、母は認めてくれました。

でも、「なんでもないただの私」は母から認められませんでした。

だから、条件なしで「ただの私」を褒めてくれたり、条件なしで「ただの私」にプレゼントをくれるということが信じられないのかもしれません。

誰かの役に立つことでしか、承認されないと感じているので、どうしても「早く役に立たなければ」と思ってしまうのです。

そんな自分に気づいて、私は素直に喜ぶ練習をはじめようと思いました。

素直に喜べた方が、可愛げがありますよね。30代にして、可愛げのある人間になりたいと思ったのです。
「どんな自分になりたいか」はとても大切なテーマです。

そこで、ものすごい可愛げの達人を見つけました。

うちの4歳児の息子です。

おもちゃを買ってあげると、「やったー!!!嬉しい!!最高!!」と飛び跳ねて手を叩いてきゃっきゃと喜びます。

その姿を見ると、私までとても嬉しくなって、またおもちゃを買ってあげたくなるのです。

うちの息子は可愛げの師匠です。

こういう息子のような人は、自分の喜びや嬉しさを素直に表現するので、どんどん「こうなったら嬉しい」という望みを叶えていくのだと思います。

私も、息子の素直に喜ぶ姿を真似して、「嬉しい」と心が感じた時は、そのまま「嬉しい!ありがとう!」と表現する練習をしようと思います。

最初は違和感があって難しいかもしれませんが、身近な師匠をお手本に、可愛げのある大人に近づきたいと思っています。
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