心のドアは簡単に開けてはいけませんよ☆彡

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みなさん、ご機嫌いかがですか?
三色ねこ@上級心理カウンセラーです=^_^=

今回は前回のブログ
『「うわさ話や悪口が大好きなあの人」とどう接すればいいの!?』の続きのお話しです。ちょっぴり長いお話ですが、お付き合いください<(_ _)>

さて前回、彼、彼女たちは言葉巧みに心の境界線を踏み越えて、あなたの心の中に侵入してくること、そしてあなたの心はいともたやすく支配されてしまうという、ちょっと怖いことを書きました。
どうしてそんな恐ろしいことになるのでしょうか。説明していきますね。

まず、彼、彼女たちはあなたに対してこんな風に接してくるようになります。

「私(僕)はあなたのためを思って言っている」とか
「あなたが心配だから私(僕)が何とかしてあげる」とか、

何かにつけて「あなたのためにやっている」と、やんわりと優しさを押し付けてくるようになります。(ちょっと表現が良くないですね。語彙力が無くてごめんなさい^^;)
しかも、絶妙なタイミングでそうしてきますので、つい受け入れてしまいがちなんですね。
ここが厄介なところで、おそらくほとんどの人は

「私のことをこんなに心配してくれる」
「私の話をこんなに聞いてくれる」
「なんていい人なんだ」

と、信用してしまい、心を許してしまうと思います。
この段階では、それが本当の優しさなのか。
本物か?偽物か?を判断するのは難しい段階です。
なので、とにかく相手のことを注意深く観察することをしてみてほしいんです。

今、彼、彼女たちは、あなたの心のもっと深いところに侵入するための侵入口、つまり心のドアがどこにあるのかを探っている段階です。
本当にあなたのことを思っているのか分からないうちは、必要であれば、『「あなたのために」攻撃』を上手にスルーするように心がけてくださいね。
でも、正真正銘、あなたと良い関係になりたいなって接してきてくれる人だってたくさんいますから、その辺りは、柔軟な思考で接してみてください♪(難しいんですけどね)

とにかく、それが本当の優しさなのか注意深く、そっと観察することを意識してみてくださいね。

次に彼、彼女たちは、日常会話の中で言葉巧みに、時に自分の話題も織り交ぜながら、あなたのプライベートな情報をさりげなく集めていきます。
あなたの心のドアがどこにあるのか見つけるためです。

彼、彼女たちがプライベートなことをあれこれと聞いて来たら要注意!
ここで「実は・・・」などと相談などしようものなら日常会話からプライベートな情報も収集され、集めた情報に尾ひれを付けて拡散されてしまいます。
うわさ話のネタにされたり、自分が優位に立つための材料に使われたり、
あなたの知らないところでどんどんあなたの信用は落ちていってしまう・・・。
また、彼、彼女たちは常にあなたのことを気にしているので、なにかあると飛んできて、「どうしたの?」「大丈夫?」などと世話を焼きはじめることも多くなってきます。

もしもこの段階で彼、彼女たちのことを信用していたとしても、プライベートな情報だけは絶対に教えないように気をつけてくださいね。
どんなにあれこれと、あなたのことをしつこく聞いてきても

「この人は本当に友だちと呼べるのかな?」

と一度冷静になってみてください。
心のドアは簡単に開けてはいけませんよ。

さあ、彼、彼女たちはここから、あなたの心の中に侵入するために、作戦の最終段階、いよいよ心のドアノブに手を掛けて侵入してきます。

「友達なんだから。当然あなたも私(僕)と同じ考えだよね?」

などと、自分の考えに同調するように強要してくることがだんだん増えてきます。
あなたがもし、反論したり異論を唱えたりすれば、とたんに強い言葉で猛烈に批判し、気に入らないと無視するといった威圧的な態度をとることが、目に見えて増えてくるようになります。
「気に入らない」。ただそれだけの理由で、あなたが知らないところで悪口やうわさ話を流した犯人に、あなた自身が仕立て上げられてしまうことも。

さらに!あなたを見下すような口調も増えてきますので精神的にも疲労困ぱい状態。
それはもうグイグイとあなたに迫ってきます。
あなたの受ける心の負担は大きく、次第に正常な判断ができなくなってきます。
そして気がつけば主導権は彼、彼女たちが握っていて、あなたはいつの間にか身動きが取れない状況にまで追い込まれてしまうのです。
もうこの段階では思考の自由が利かない状態になっていて、結果的にあなたは、支配されてしまっている状態に陥ってしまっています。怖いですね・・・。

残念ですがこうなってしまうともう完全に、心の境界線は踏み越えられてしまった、ドアを開けられ、心の中に侵入されてしまったと考えていいと思います。ドアの外へ追い出すのは一苦労。

「どうしよう、ドアを開けて入ってきちゃった!どうすればいいの?」
慌てちゃうけど、慌ててはダメ。落ち着いて考えてみよう。

「あれ?なんかこの人おかしいかも?」
「私、なんでこの人の言いなりになってるの?」

と、ここで気づけたあなたは大丈夫。
あなたは”あなた自身”を守ることができます。
だからどんなに威圧的な態度をとられても絶対に同調したり、賛同するようなそぶりを見せちゃダメですよ!言いなりになんかならないで!

ではここから、追い出し作戦開始!
心の境界線を踏み越えてくる、うわさ話や悪口が大好きなあの人たちから自分を守るためにすることは次の4つ!

1.「友達だから」という言葉に惑わされずにしっかり相手を観察すること。
2.家族関係や普段の行動が分かるような情報は絶対に教えてはいけない。
心のドアはしっかりと閉め、心の境界線を越えられないように気をつける。
3.うわさ話や悪口には賛同や同調をしない。「ふ~ん」「へ~」「よくわからない」などの言葉でやり過ごす。
4.決してまともに相手にしない。物理面でも心理面でも出来る限り距離を取り、接点を必要最小限にする。

「今までとは違う態度を見せて、相手がどう反応してくるのかすごく不安・・・」

ドキドキする気持ち、よくわかる。
だけどね、怖いけど、諦めないで追い出すよ。
足を踏ん張って!手はグーだ!ちょっとだけ勇気を出して!
うまくできない時もあるかもしれないけど、自分を信じて!
だって、あなたを守ることができるのはあなただけだから!

行くぞ!なにがなんでもドアの外へ押し出せー!(ぐぐぐ・・・グイグイ!)
やった!速攻でドアを閉めて鍵をかけろー!(バタン!ガチャガチャ!)

自分が他人よりも優位に立っていたいという思いが強すぎて、自分が錯覚していたことに気づけなかった彼、彼女たちは、ひょっとしたら寂しかったのかもしれません。
ではそんな彼、彼女たちはこれから、どうなってしまうのでしょうか。
おそらく、少しずつ周囲からの信用を失い、人が去っていき、そして孤立していくという悲しい結末を迎えることになるのでしょうね。
しかし、きっかけはほんの少しの不安や、ほんの少しの寂しさだったのではないか、ほんの些細なことがきっかけで彼、彼女たちは錯覚を起こしてしまったのではないかと私は思っています。

だから、誰もが彼、彼女になってしまう可能性があるということを忘れてはいけない。
彼、彼女たちのような錯覚を起こさないように、そして悲しい結末を迎えることがないように、私たちは日々、自分の気持ちときちんと向き合うことをしなくてはいけませんね。

最後に。
友達を作らなくちゃって焦ってる人はいませんか?
気持ちはよくわかります。1人はやっぱり寂しいですからね。
でもね、慌てて作る必要はないんですよ。
いつかきっと偽物ではなく、本当の友達に出逢える時がくるから(^^♪
ゆっくりじっくり相手のことを観察して、納得してから心のドアを開けてくださいね。
何ごとも慌てるとトラブルの元です(^^♪

今回も長くなってごめんなさい(>_<)

このブログ記事は私が感じたことや体験したこと、思っていることなどを出来るだけ素直な気持ちで書かせていただいています。

置かれている環境にもよりますので、ブログの内容が全ての方にあてはまるとは言えませんが、もしもこの記事が誰かのお役に立てれば幸いです☆彡

この記事を読んでくれたあなたにほんの少しでも笑顔が増えますように。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

三色ねこ@上級心理カウンセラーでした=^_^=

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