5Sカイゼン活動は継続してこそ価値がある

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数あるブログからこのブログをご覧いただきありがとうございます。

このブログでは、『5Sカイゼン活動は継続してこそ価値がある』について、解説していきますので、最後までお読み頂けると幸いです。

【参考ブログ】
《5S活動で向上するものとは!?》
《整理・整頓の業務改善がもたらす7つのメリット》
《「トヨタのカイゼン」の本質とは》

1.5Sの清潔と躾(しつけ)は何を意味しているのか


5Sカイゼン活動の最後2項目は「清潔(Seiketsu)」と「躾(Sitsuke)」であることは、下記ブログを見ると直ぐに分かると思います。

《5Sとは!?》


5Sカイゼン活動を進める上で、前半の「整理(Seiri)」「整頓(Seiton)」「清掃(Seiketsu)」は職場メンバー全員で行動することを意味しています。

しかし、

最後2項目の「清潔」と「躾(しつけ)」については、行動だけでは成立しません。

ここに5Sカイゼン活動を職場メンバー全員で実施する醍醐味が込められていることがお分かりいただけますでしょうか。

実は、全てつながっていて、「整理」→「整頓」→「清掃」を繰り返し行うことで、「清潔」という状態を作り上げることが出来るのです。

この清潔な状態を保つために必要となるのが、ルール等を守るという「躾(しつけ)」をしていくことが重要になってきます。

よって、「整理」→「整頓」→「清掃」を1度きりで終わらせてしまうと、決して清潔な状態を保つことが絶対に出来ません。

では、どの様にすれば「整理」→「整頓」→「清掃」をくる返し行うことができるのでしょうか?

あなたの職場メンバー全員で考えてみましょう。

2.「継続は力なり」という言葉は5Sカイゼン活動の要


「継続は力なり」ということわざを耳にしたことがある人は多いと思いますが、小さな積み重ねでも毎日毎日積み重ねこそが、会社組織の成長にもつながっていきます。

5Sカイゼン活動の本質部分は、継続してこそ効果があります。

また、私の職場では安全パトロールで指摘された時には一斉に整理整頓しますが、数ヶ月が経つと元通りになっていました。

その状態だと悪い方面での堂々巡りになってしまっており、指摘する側も指摘される側もモチベーションが向上するどころか下がってしまい、モチベーションが下がることで生産性も下がってしまいます。

「生産性を向上させろ!」という管理監督者は居ますが、指摘してばかりでモチベーションが向上することはなく、口先だけなら部下からの批判が生まれ、職場の雰囲気は最悪になります。

そうならないためにも管理監督者自ら率先垂範で5Sカイゼン活動を推進し、職場メンバー全員を巻き込んで困っていることをブレーンストーミングで意見を出し合い、カイゼンを進めていきましょう。

あなたの職場で「誰かがカイゼン活動をするだろう」と考えているうちは、決して職場が変わっていきません。

あんたの職場で変えていくためには、あなたが陣頭指揮を執って身近で出来る小さなカイゼンから始めtいきましょう。

また、カイゼン活動自体を習慣化させるためにも、決まった時間(勤務時間中)、決まった曜日を決めていくことが重要です。

ただ、行動すればするほど、継続すればするほど会社組織の風土・生産性が変わっていきます。

3.どんなことでもルールを決めて実行を


5Sカイゼン活動を進める上で、「いつ、だれが、どの様に」活動していくのかを定めたルールを職場メンバー全員で決めていく必要です。

あなたの職場でもルールがないと、誰も5Sカイゼン活動をしません。

5Sカイゼン活動を定着化してしまうと、みんなが当たり前の様に5Sカイゼン活動が出来ている状態を構築することが出来ます。

4.まとめ


5Sカイゼン活動は、行動を継続することが重要であり、「継続は力なり」ということわざの通り行動し続けることを意識していきましょう。

私の職場では、5Sカイゼン活動を就業時間内の終業の30分前に2~3人が集まって活動しています。

この様なルールを定着させることで、5Sカイゼン活動リーダーも活動しやすく、また、コミュニケーションを図れる場として、重宝しています。

あなたの職場でもぜひ、「5Sカイゼン活動の継続」を意識して行動してください。

継続した分だけあなたの職場は変わってしまいます。


5Sカイゼン活動を進めるにあたり、色々な悩み事や相談を受け付けています。

本気で職場環境を改善したいと思われている方はぜひ、下記からお問合せください。


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