本当の味方

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こんばんは。なおみちです!

写真は先日の夜の散歩時に撮ったものです。春の心地良い気候の中で、ふと夜に散歩したくなり、思い立ったまま家を出て気付けば1時間以上歩いていました。
身体を動かせば自然と心も整う気がして、非常に有意義な時間でした。


とうとう今年もプロ野球が始まりましたね!!気付いたら自分より年下の選手がバリバリ活躍するようになり、またまた気付いたら自分と同年齢の選手がベテランと呼ばれるようになりました笑
テレビで見る選手達は皆輝いて見えて、自分より大人びても見えますね。いつも様々なドラマを見せていただいて、感謝しています!!

佐々木朗希選手、完全試合おめでとうございます!!
いやー、すごい!19奪三振に13連続三振、それだけ三振を奪っておきながらも100球ちょっとの球数。まさに快投!令和の怪物の名に相応しい、圧倒的なピッチングでした。
佐々木選手と言えば、高校3年生の夏の県予選が記憶に残っています。全国でもトップクラスの知名度を誇り、それに恥じぬピッチングで準決勝を完封勝利で納め誰もが決勝戦を楽しみにしていました。その中で、

故障予防の為

監督の判断で結局登板しないまま、大船渡高校は決勝で敗れ甲子園の夢は潰えました。当時の高校野球ファンからは

最後の夏なのに不完全燃焼でかわいそう
監督の一存で選手達の夢が断たれた

などなどのバッシングを浴びせられ、また佐々木選手自身も、登板したかった。と発言していました。

確かに、高校生活は人生で一度きりであり、また全ての高校球児は甲子園を夢見て日々努力しています。一緒に苦楽を共にした仲間で甲子園に行きたい!との想いもどのチームも強いでしょう。

さて、佐々木選手と同じ東北出身に、現在メジャーリーグでバリバリの活躍をしているダルビッシュ侑選手、大谷翔平選手がいます。彼らのような最近の日本を代表する選手は、日本人離れした、メジャーリーガーにも負けない体格の持ち主です。類稀なるパワーを持つ一方で、高校時代やプロに入ってからも成長痛に悩まされていたとのエピソードがあります。
佐々木選手も高校時代、すでに他の選手より頭一つ抜けていた身長でありましたが、まだまだ身体が出来上がっていませんでした。

成長期の無理な運動は、怪我につながります。また、プロスポーツ選手によっては、一回の怪我によって人生を棒にふることがあります。

当時の監督は、悩みに悩んだことでしょう。今まで甲子園なんて夢のまた夢だった地方の公立校に、出場のチャンスが舞い降りた。また、監督自身がもしかしたら一番、佐々木選手の甲子園で投げる姿を見たかったのかもしれません。

そんな中で無理な日程を組ませず、本人の今後の明るい未来を最優先に考え、決勝の登板を控えさせた当時の監督。

周囲から批判を浴び、保護者やチームメイトからも冷たい目で見られたであろう監督の、佐々木選手を誰よりも思う気持ちが報われたのかな、と。無関係の私まで嬉しく思いました。
過度な期待は時にプレッシャーになります。もしあの時監督の決断で登板させて選手生命に関わる怪我をしていたら、この素晴らしい記録には出会えませんでした。

世界中が敵になっても君の味方でいる

ありきたりでこっぱずかしいヒーローワードですが、あながち間違いではないのかなと思います。

佐々木選手に限らず、夢を与えてくださるスポーツ選手をこれからも応援しています(ちなみにライオンズファンなので、直接戦う際は手を抜いてくださいね)




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