カサンドラ?発達障がいの夫との日々

記事
コラム
夫は私の気持ちを理解してくれない!
そう感じている人は、是非最後まで読んでください。



よその家族が幸せそうに見えたツラい時期

(私のことを書きます)
息子が幼稚園〜小学低学年の日曜日、
子ども連れの家族が、楽しそうに出かける様子を見るのがツラかった。

その頃夫は、休みになると当然のように釣りに出かけた。

息子や奥さん(私)がどう感じているかとか、
よその家族がどうだとか、
そんなことは眼中にない人だった。


たまに夫と息子と三人で出かけたことはあったが、
夫のペースに引きずり回されるので、
自然にその機会は無くなっていった。



仲良しだったおばあちゃん(姑)と、息子と、3人でたくさん楽しんだから、今さら文句はないけど…

「いいなぁ!ご主人も一緒で」
電車で仲良し家族と向かい合わせに座ったとき、
ちょっと涙が出たりした。



発達障がい(orグレー)の人との恋愛


(発達障がいの状態は一人一人違います。
一概には言えないこと、念のためお伝えしておきます。)


愛情表現が独自だったりもするが、
ストレートにこられたら、
(嫌いでなければ)悪い気はしない。

若いときは特に
「独自な感性」
「ユニークなセンス」
(おんなじ事か…)

一風変わったものにあこがれたり、
「カッコいい!」と、
感じたりすることがある。
勘違いの始まりだったのか…



一緒に生活してモヤモヤ

時には
「この人は宇宙人か!?」
と思ってしまうほど、
肝心なことが理解してもらえない。


「私以外の人とは感性が違うものだ」「家族でも別の生き物」そう思ってみた


生まれ育った環境が全然違う夫。

しかも発達障がいの傾向が夫にあれば、
「家族ならわかるでしょ!?」
「それくらい察してよ!」
と考えても、シンドクなるだけ。


奥さんに対し愛情があったとしても、
当事者は、
わからんもんはわからんのです(^_^;)

相手ができないことにフォーカスする生活は、苦しい。


別のこと(夫に関係ない何か)に目を向けたい。
夫がいない世界で息を吸う時間がとても大切。



離婚したいかしたくないか?


それでも私は、
夫を大切な家族だと思っている。

どうしてかと聞かれても、
うまく言語化できない。
愛情なんだと思います、多分…
(恥ずかし~)

双極性障害で大変だった時期も過ぎ、
お陰様で夫は現在、安定している。
息子への影響を考慮し、今も別居は続けている…



一か所だけで人を判断しない

今回は夫のことを悪く書いてしまった気がします。
でも事実は事実。

ですが、ここに書いた一面だけではありません。
夫には尊敬できるところもありますし、
考えがピッタリ「合う」面もあります。


一人の人でも、いろいろな面があるのを感じます。
嫌な面だけフォーカスするのではなく、
「ここは困るけど、ここは素晴らしい!」
と、分けて考えられたら、以前より楽になりました。



正しい学びの大切さを知る

私は心理学や傾聴技法の学びにより、
安定した気持ちで夫に会うことができるようになりました。

私の態度や言葉の変化によって、
夫の出方も随分変わりました。

「○○しようと思うけど大丈夫?」
私の気持ちを聞くようになりました。


夫の根本的な気質を変える事はできません。
しかし、
こちらが学んで変化することにより、
夫婦の関係性を変える事は可能だとわかりました。



本当の悩みは何なのか?わからない人も少なくない


「自分は本当は何を悩んでいるのか?」
「どうなってほしいのか?」

育ってきた環境による思い込み
これに支配され、
ご自身でもわからなくなっている人が少なくありません。

似たようなケースであっても、
夫婦の形は、一組一組違います。
状況によっては、
離婚も視野にいれたほうがいい場合もあるでしょう。

「離婚」を口にしながら、本心はそうではない場合もあるでしょう。


カサンドラ症候群(夫婦間だけではなく、子どもさんや親御さんに対しても)の方の苦しみが、少しでも楽になるお手伝いをしたいと思います。



★ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

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