「私が死んでも打ちひしがれるな」発達障がいの息子へ

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コラム
発達障がいの息子を残して先に死ななけらばならない…
これが私の一番の気がかりです。
息子の将来を心配せずに逝きたい!
それが私の人生の最終的な目標と言っても、過言ではありません。

息子への今の思いを話し言葉で綴ります。

「お母さんが死んでも、打ちひしがれないでほしい!そうならないのなら安心できる。

自然な気持ちに逆らうのは難しいし、無理しなくてもいい。
でも、悲しがったり辛がる君を見たくないな。
会話はできないけど、お母さんはきっと君のことを見守っているからね。

生活のことで何か困った時は、
「エンディングノート」をよく読んでね。そこに詳しく書いてあるから。相談できる人の連絡先も、項目ごとに書いてあるからね。
君の発達障がいのことは伝えてあるから、何も心配せずに相談すればいい。
精神的にきつい時は、友達、相談員さんか臨床心理士さん、誰でもいいよ、
一番話しやすい人と話してごらん。

人と比べる必要などない!君は君だ!卑下し続けて、せっかくいただいた命を無駄にしないでほしい。
毎日健康で暮らせることを感謝して、穏やかに過ごしてほしい。
もし私の事を思い出したのなら、こう考えてほしい。今の君を見て、お母さんは嬉しがるのか、それとも悲しがるのか?
その点を考えて生き続けてほしい。

最後にもう一度…
私が死んでも打ちひしがれるな。
なるべく楽しいことを考えて、頼れる人に頼って、明るく生きていきなさい!」

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