ある時、気がつきました。
後悔していましたが、このまま後悔を続けても、
なんの解決にもならんと。
そして、人との別れを経験して分かったこと、
それは、人は死ぬ時が来る、
時間、人生は限られている、ということです。
なんだ、ありふれた当たり前のことじゃねぇか!
って言われればそれまでですが、
じゃ、どうせ死ぬなら、
限られているんだったら、
ってふと考えてみてはどうだろうか?
悲しい、寂しい、
ああ、あの時ああすればよかった、
なんで私は。。
なんて思うよりも、今、生きているこの瞬間の奇跡を
少し考えてみよう。
そんなどうしようもない感情に支配されて、
一生を終えるのか、
スマフォばかり触って、どれだけ無駄な時間を過ごしてるんだ、
そんなことよりも、今できること、
って何だろう、と思うようにした。
世のため、人のため、というが、周りの人を好きになれない。
だったら、道路にいる、今にも車に踏み潰されそうな
カタツムリや毛虫を救おう、って先月から動き始めたんです。
そうすると、道路を無謀にも横断する毛虫は、一日に5−10匹で会いました。
彼らを、草の生えているところにさっと投げた。
始めは、ちょっと毛虫は気持ち悪かった。
でも、なれてきて、家の猫と大して変わらないな、って気がついた。
ふさふさした毛で覆われているわけだし。
それはさておき、ふと振り返ると、大したことのない、できない、
過去をなん度も後悔ばかりしていた私ですが、
ちょっと光の兆し、というか、前に進めたと思い始めたんですよ。
毛虫を仮に一日5匹救ったとしても、
一月でなんと150の命を助けたわけですよ。
医者が、一月に150人もの命を救っているか!
あの役員が、社長が、大きな事業をしていたとは言っても、
命、救ってねぇじゃないか!
とふと思ったんですね。
あ、なんだ、難しく考えなくても、できること
きっと人それぞれ色々あると思います。
できること、ちょっとずつでもいい。
靴を揃える、くらいでも十分立派。(気分良く過ごせますから。)
何か今できることをする、
命の時間は限られている、
と思えば、ちょっと変わってくると思います。
後悔から、前に進むきっかけは、意外にも小さなことかもしれません。