[重賞展望]目黒記念の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・前走芝2400m以上の長距離戦出走馬(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中11頭が該当)

・長距離重賞だけに末脚の実績も重要、特に近2走以内に芝2000m以上で上がり順位5番手以内の実績(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中13頭が該当)

・父が主要のサンデー系か欧州型で、母父が米国型、もしくはノーザンダンサー系など、馬力や持続力に優れたタイプが走る(過去5年で5人気以下で複勝圏内に好走した10頭中7頭が該当)

・中でも、父ディープインパクト系、ステイゴールド系、ハーツクライ系、キングカメハメハ系、グレイソヴリン系、ロベルト系(過去5年で複勝圏内に好走した15頭全馬が該当)

・父か母父キングカメハメハ系は特注(該当馬は近4年連続で連対中、2020年は該当の人気薄が2着3着)

・近2年連続好走のウインキートスや、同舞台重賞のアルゼンチン共和国杯2着馬で昨年2着のマイネルウィルトスなど、年に2度しか施行されない特殊条件でリピーターの期待値も水準以上

総括

昨年6人気3着マイネルウィルトスの母父は、2005年のドバイワールドカップ勝ち馬で米国産のロージズインメイ。

昨年8人気3着で一昨年も勝利したウインキートスの母父は、ダート大国米国競馬界の超名血ボストンハーバー。

また、過去5年の目黒記念の勝ち馬5頭中4頭は、母の父が米国型orノーザンダンサー系の該当馬。

日本の主要血統にプラスαで、米国型&ノーザンダンサー系特有の馬力や持続力を強化されたタイプが走りやすいハンデG2競走。

また、前述したマイネルウィルトス、ウインキートス然り、年に2度しか行われない特殊条件ということもあり、同舞台で施行されるアルゼンチン共和国杯の好走馬や当レースのリピーター、あるいは同じ非根幹距離の2200、2500戦などの実績馬が度々激走する傾向も当レースならではの方向性。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

カントル…前走のメトロポリタンS(東京芝2400m)が上がり順位3番手の末脚で2着。ピックアップの詳細通り、近年の当レースは前走2400m以上の長距離戦出走馬、中でも上位の上がりをマークしていた馬の期待値が高い傾向。血統構成はディープインパクト×キングカメハメハ。こちらもピックアップの詳細通り、父か母父キングカメハメハ系は近4年連続で連対中、2020年は該当の人気薄が2着3着した特注系。2019、2020年と2年連続で好走したアイスバブルもディープインパクト×キングカメハメハの血統馬で、2年連続前走東京芝2400mからの臨戦過程で好走。全兄ワグネリアンは当競馬場で施行される日本ダービーの勝ち馬。近親マリアエレーナも左回りコースの中距離重賞好走実績馬。今回と同舞台となる4走前のアルゼンチン共和国杯でも休み明け初戦ながら僅差4着。前述の通り、年に2度しか施行されない特殊条件で同舞台で施行されるアルゼンチン共和国杯の好走馬やリピーターの期待値も水準以上のレース。

ライラック…前走の日経賞(中山芝2500m・G2)が上がり順位2番手の末脚で4着と、買いパターンに合致。オルフェーヴル×キングカメハメハの血統馬で、母父は近年の当レースの特注系。父オルフェーヴルはステイゴールド系種牡馬。昨年、一昨年と2年連続人気薄で好走したウインキートスもステイゴールド系種牡馬の産駒。2019年の勝ち馬ルックトゥワイス、2018年の3着馬ステイフーリッシュもステイゴールド産駒。前走の日経賞は、決して得意とも言い難い休み明け初戦に加えて、相当量の降雨の影響で逃げたタイトルホルダーが後続に8馬身の差をつけた差し追い込み型の末脚が削がれる本馬にとっては最悪とも言えるシチュエーション。後方から唯一4着に追い込んだ内容は見た目以上に価値のあるもので、本来の持ち味が活かされる通常馬場を前提に、叩き2戦目のプラスαにも期待できる今回は一変も。

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