[重賞展望]福島牝馬Sの傾向と平日推奨馬

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近4年傾向Pickup

※新潟開催の昨年を除く直近4年の傾向
・近2走以内に、芝1800mで上がり順位3番手以内か、芝2000m以上で3角3番手以内の先行経験(該当馬は過去4年で全勝、4人気以下で馬券に絡んだ6頭中4頭も該当)

・前走中山牝馬S組も特注ローテ(該当馬は過去4年で全勝、3着内好走馬も計8頭、2017年は3着以内を独占)

・父がサドラーズウェルズ系、ステイゴールド系、ロベルト系など、欧州指向の強い馬、凱旋門賞血統が走る(過去5年で4人気以下で複勝圏内に好走した6頭全馬が該当)

・凱旋門賞馬トニービンの血を持つ馬も走る(20年3人気1着フェアリーポルカ、16年13人気3着オツウなど)

総括

新潟開催の昨年を除く過去4年の福島牝馬Sは、前走中山牝馬Sが全勝。
複勝圏内に好走した12頭中8頭も、前走中山牝馬S組。

2017年は、当該ローテ馬が5着以内を独占。

2018、2019年は2年連続で前走中山牝馬S組が1着2着。

また、ローカル場の小回りコースで行われる重賞競走ということもあり、非主流血統馬が走りやすい傾向も顕著。

欧州の名血サドラーズウェルズを経由するメイショウサムソンの産駒は、福島開催の直近4年中3年で連対馬を輩出といったデータも。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

スライリー…前走中山牝馬S(中山芝1800m・G3)4着からの特注ローテ。前述の通り福島開催の近4年は当該ローテ馬が全勝。前走で上がり順位2番手の末脚を使っている点も強調材料。ステイゴールド系の父オルフェーヴルは凱旋門賞で2年連続の2着。昨年13人気2着リープフラウミルヒもステイゴールド産駒。凱旋門賞血統馬の期待値が高いレースで、父ステイゴールド系は小回り中距離重賞も得意。また母方が重厚な英国牝系であることも今回の競馬へ向けては有利。

サトノダムゼル…前走のニューイヤーSが上がり順位3番手の末脚で僅差の4着。ディープインパクト産駒は直近4年で3頭が馬券に。母父Acatenangoは重厚な独国血統馬で、ドイツのリーディングサイアーを5度獲得した名種牡馬。昨年の凱旋門賞で大波乱を演出したトルカータータッソも独国血統の独国調教馬。これまで連対圏内に好走した6戦は全て1800m戦と、非根幹指向の強い欧州血統馬の典型で、根幹距離から非根幹距離への舞台替わりも強調材料。

ルビーカサブランカ…前走中山牝馬S(6着)出走の特注ローテ。ここまで実に12戦連続で上がり順位3番手以内の末脚を計測と、堅実に自分の脚だけは使うキャラクター。キングカメハメハ×ダンスインザダークの重厚な血統馬で、全兄ユーキャンスマイルは、阪神大賞典、ダイヤモンドSと3000m超重賞を2勝。欧州的なスタミナ指向が強い当レースは絶好条件と言える1頭。また、前走の中山牝馬Sはスタートで珍しく後手を踏む形で道中最後方の位置取り。それでも最後は地力で追い込み勝ち馬との着差もコンマ2秒のみと、ゲートさえまともなら巻き返しも必至。

クリノプレミアムアブレイズ…今年の中山牝馬S1着2着馬。クリノプレミアムは前述したオルフェーヴル産駒。アブレイズは母父が凱旋門賞馬トニービン産駒のジャングルポケット。どちらも当レースに対する適性は水準以上。但し、両者ともに前走ですでに小回りコースの芝1800m戦に対する適性の高さは示しており、配当妙味、期待値という意味ではそこまで。

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