作業療法士って知っていますか?

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こんばんは。

今日は、kakoの電話サービスを購入して下さった方がおられて、
もう、本当に感無量でした(´;ω;`)ウゥゥ

しかも、下さった評価

『癒されました』

これね、もうkakoの中の最上級の褒め言葉!!!
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こ~んな顔になりましたっっ( *´艸`)


そして、お電話終了後もメッセージでまたやり取りして、、、
こうやってご縁がつながっていくのが嬉しい♥


みんな、それぞれのフィールドで頑張ってるんだなぁ。




ところで、タイトル。

皆さん、「作業療法士」って聞いたことありますか?


え?ホンマです!?知ってるんですかっ??めっちゃ嬉しいです!!
(←幻聴が聞こえているようです)


kakoは現役作業療法士。

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kakoは高校1年生の時に作業療法士になるって決めました。
当時ほんと知名度低くて、学校の先生もみんな知らず、友達も知らず、、、
「何の作業するん?」「え?奉仕活動!?」

そんな感じでした(笑)


最近、作業療法士協会の方で、PR作ってくれているようなので、
興味ある方はぜひご覧ください☆



よく、理学療法士さんの名前は聞かれるんじゃないかなと。

「理学療法士と作業療法士はどう違うの?」

って聞かれますが、
全然違う、とkakoは思っています。

超簡単すぎだけど、なんか良い画像見つけました!
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☆ブログタイトルのトップ画像、何しているか分かります?

恐らく、何らかの理由で右手の指や手首に力が入らなくて
爪切りができない人への支援です。
土台に爪切りをくっつけて、腕の力で押すと爪が切れる自助具を作成し、
使い方の練習をしているところだと思います。


つまり、立つ、座る、などの基本的動作ができても、
日常生活をするにあたり、患者さんが抱えている役割を遂行できなければ、
その人はリハビリ(社会復帰)できたとは言えないわけです。

主婦なら「お料理はできるように戻りたい」とか
運転士さんなら「お客さんは乗せられなくても運転はできるように戻りたい」とか
余暇の手芸が大好きで「編み物ができるように戻りたい」とか、、、


そういう、日常を豊かにする応用動作を、
今のスペックでできるよう再び身に着けるためにプログラムを考え、
一緒にリハビリ訓練をするのが作業療法士です。


あ~なんて簡単過ぎる説明(笑)


解剖・生理・動作分析…数ある作業療法学実習の1つに

様々な作業活動の実習があって、、、

陶芸・編み物・籐細工・革細工・組みひも・織物なんかもしたりしました。
スプリント(手にはめる簡単な固定器具)を作ったり、
生活を助ける自助具を作ったりもしました(^^♪



とかとかとかとか細かいことを話していると尽きないので、、、

興味ある方は⇩⇩⇩


聞いてね♥



でも、実はここまでは、ほぼ身体障害部門の話。

kakoの専門は精神科&認知症。


精神科・認知症の作業療法士って??


ベースに精神疾患のある患者さんが、身体に支障をきたした時に、
筋トレ的なことや、作業をしてるんでしょ?


答えはNOです!!
…まぁNOと言うのも違うのですが。必要時にはそういうこともするので。


・コミュニケーションの練習
・服薬管理の工夫
・復職のために何ができるか、実際にプレ体験
・色々な発達検査をしつつ、特性を生かしてどう社会生活していけばいいか考え、スキルを練習していく
・一人暮らしの練習
・余暇の過ごし方の練習
・感情コントロールの練習
・役割遂行、生きがいを作る
・特性に合わせた環境調整やマネジメント


などなど。種々の視点観点からの生活のサポートをしています。


実際、慢性期の精神疾患のある患者さんの退院1人暮らしに向けて
一緒に不動産屋さんに行ったり、お店に行って家具などをそろえたりするのも
支援したこともあります。


今は、認知症あるの患者さんと、
嚥下体操したり、昔の話(回想法)しつつ洗濯物たたんだり、
色塗りしたり、かるたしたり、風船バレーしたり、箸入れ作業したり、
ボールペンの組み立てしたり、、、お化粧した、、、ホント色々しています☆

コーヒー会したり、お抹茶会したり、カラオケしたり、、、
コロナ自粛でできないのが残念。


遊んでいるのかって(笑)??
いえいえ。



こういう作業ひとつひとつ、患者さんによって目的も違っていて。
観る視点や関わり方も全部異なってきます。

更に、精神疾患のある患者さんと、認知症の患者さんと、
またアプローチも全然変わってくるのが実際です。


どんな作業を用いて、どんなスキルを活かすのか、伸ばすのか。
ちゃんと関わりながら観察しているのです
「関与しながらの観察」と言います)
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作業療法はストレングスモデル
kako作ってもらっちゃいました、自己紹介のスライド!!
納品 (6).JPG
素敵でしょ。ありがとうございます♥

この、「長所を見つけるプロ」ってのが、作業療法の勉強で培ったものです。

医師や看護師が「医学モデル」
つまり、悪いところ(病巣)を無くして良いところを残そう!!
(簡単過ぎるけどww)

に対し作業療法士は、逆で、ストレングスモデル。
良いところを見つけて、悪いところをカバーしよう。
悪いところとも上手く付き合っていくスキルを身に着けよう!!

的な感じなわけです(*^-^*)

色んな考え方をする職種が集まってチームを作り意見を出し合うから
チーム医療は良いのです!!
(看護が1番思考の看護師さんも多くて、
病棟へ1人で乗り込んで行かないといけない作業療法士としては、
なかなかやり辛いものがあるのは内緒ですww)


なので、「あるがまま」を大切にしつつ、
長所を生かしつつ苦手部分も含め様々なスキルを伸ばして行って
困っている部分をカバーしようというわけです。


だからkakoは人の強みや長所を見つけるのがとても得意です♥
(ちょっとアピっとこ🎵笑)




更に、作業療法の考えの1つに、

「自己の治療的応用」

ってのがあって。
自分の特性をしっかり知った上で、自分自身と関わることが治療になるということ。セラピストもそれぞれ個性があって。相性もあって。それを治療に応用しようということ。
だから、自分自身、たくさんの経験をして、たくさんの考え方を学んで、
それらの感性や体験した学びをすべて治療に応用しようということ。

ってのがあります!!


4年制大学で資格を取った作業療法士と、
3年制の専門学校で資格を取った作業療法士の違いはココだと
先生はおっしゃっていました☆

「4年制大学で1年余裕がある分、
医療と関係ない人生経験もたくさん積んで、人として成長しなさい」

バイトが禁止の専門学校は多くて。
一方4年制大学生はみんなバイトや恋愛やらなんやらかんやら楽しんで、
あそびのある、人間性をはぐくめるというわけです☆


自己の治療的応用、ということで、自分を治療に生かすために、
たくさんの経験をするには4年制がオススメな気がします♪

って誰向け情報でしょうww


興味ある方、再度⇩⇩⇩


ってことで、作業療法士のお話でした(*'ω'*)

kakoの何気ないブログが、ほんの少しでもどこかで誰かの
お役に立てたら嬉しいです♥

あ~今日も夜更かししちゃった。

睡眠不足は認知症・精神疾患めっちゃハイリスクです!!(笑)
やすらかな眠りのためにぜひ⇩⇩⇩

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