あなたは過去・現在・未来のどこにいますか?

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先日「傾聴思考」という本を読んで、
「なるほどな!」と感じたので共有します。

この本はラジオパーソナリティとして
いろいろな著名人からの話を
傾聴していく内容なんです。


ここで
「やる気を起こさせるコツ」
「やる気を持続させるコツ」
について、こんな話がありました。


「未来に関わる情報」が入った箱。
「現在に関わる情報」が入った箱。
「過去に関わる情報」が入った箱。
この三つの中から、今、一番情報量が多い箱に僕たちは呪縛を受けるんです。

僕たちは通常、「過去に関わる情報」が入った箱に縛られているとか。

確かに一日一日、「過去に関わる情報」が増えていきますからね。
過去の経験や記憶とかに意識が行きがちです。

で、忙しくでバタバタすると「現在の箱」の情報があふれだす。

未来に対してのワクワクや目標があると「未来の箱」の情報があふれだす。


そんな感じで、多くのエネルギーを持っているところに
自分のやる気や生活が影響を受けているのです。

ちなみに
過去に意識が向きやすい状態は、
「未来に関わる情報」に関する貯蓄がなくなった状態とも言えます。

介護が必要になると



特に介護が必要になると、
過去の「できた自分」にアクセスして落ち込んでしまう。


こんなはずじゃなかった。
と。


ポジティブに過去を見られれば良いけど、
できない事実を突きつけられる形が強く出やすいですよね。


だから支援者としては、
前向きな未来への意識を
どうやって向いていけるか?

その関わり方が大事なのかなと思いました。


そのためには、
本人が今、一番影響を受けている
「情報の箱」を把握しつつ、
十分に受け止めることが大切です。


本人も介護が必要になる未来なんて想像しない中、
今の状態になっている場合がほとんどです。


だから未来に対して前向きに考えられないのも無理はありません。

関わっていく中で、
過去に乗り越えてきた経験を教えてもらう。

ご本人が今でも活かせる力を一緒に共有していく。

または、少しでも未来に対する情報を
広げていけるきっかけを作るのが相談援助なのだと思います。

自分にもあてはまる

そんな介護の支援に役立てることができる内容でしたが・・・
自分に対しても当てはめられる話だなと思いました。


私自身、日々いそがしさを理由に
未来に対して、考えたり行動したりできていません。

バタバタして今のことしか考えていない。

だから、漠然とお金や自分の活動に対して
不安がありながら生活をしている。

未来をワクワクする目標を考える時間が作れていないからですね。

毎日、未来に対しての思いを考える。
毎日未来への思いを更新していくことが「やる気を続けるコツ」なのだそうです。

そんなわけで
利用者支援のためにも
自分のためにも
未来を考える時間を作ることが大切なんだと思いました。


それではまた。
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