歳の差兄弟、上の子の気持ちがわかった日 その２
記事ライフスタイル
みなさん、お疲れ様です。
今日は、前回の続き。
【歳の差兄弟は上の子を特に
慎重に見てあげてという
アドバイスとママ友の
黒歴史を聞いた。
気をつけてたつもりが
小学校1年生
保護者会後先生に呼ばれ】
＊前回のブログを読んでもらえると
わかりやすいです。
先「ランちゃんご自宅での
様子で何か気になる
ことはありませんか？」
私「特に変わりはないです」
先「実は最近ちょっとした
ことですぐに泣いて
しまうんです。
お友達との口喧嘩も
増えましたし
休み時間に僕の膝の上に
座って来たり今まで
そういう事がなかった
ので気になりまして。」
私「そうですか・・・
自宅に帰ったらゆっくり
話したいと思います。」
ショックだった。
いつもと変わらず
学校へ行ってたし
いつもと変わらず
帰って来てた。
家では、ケイトと
喧嘩しつつも
仲良くしてくれてたし
産まれたばかりの
ルリの事も可愛がって
くれていた。
帰宅してランと話をした。
私「先生がランがすぐに
泣くって話してた
んだけどどうして？」
ラ「嫌な事あるとママに
会いたくなっちゃうの。
でも、ママは家で
ルリと一緒にいるから
泣いちゃうの。」
ランを抱きしめ、どれだけ
私がランを好きかを伝えた。
そして年中だったケイトも
呼んだ。
「ママは３人の子供の
お母さんになるのが
初めてで1人で
ほとんどの時間
面倒を見ないといけない。
怪我をしないかな。
病気にならないかな。
寂しくないかな。
そんなことを考えると
毎日不安になっちゃうの。
ママは手が２本しかないから
３人と手を繋いで歩けないし
３人を一緒に抱っこもできない。
だから、どうしてもルリと
ケイトには我慢させちゃう
ことが出てきてしまう。
本当にごめんね。
でも、毎日ランとケイトが
お手伝いしてくれたり
元気に過ごして
くれることがすごく
嬉しいし幸せなんだよ。
それにママには
耳が２つある。
ちゃんと２人のお話を
聞くことはできるから
不安な事寂しい事が
あったら言ってね。」と伝えた。
ウルウルと涙をためて
聞くケイト。
ケッロとした顔で
聞くラン。
どちらかというと
ランに響いて
ほしい話なんだけどな・・・
「ランとケイトも妹ができて
不安になることもあるよね。
ママと一緒だね。
でも、不安な時にそばに
誰かがいたり優しく
してもらえると嬉しいよね。
ママには３人がいるし
ランにはママとケイトとルリ
ケイトにはママとランとルリ
がいるからね」
＊すっかり旦那の存在が
消えていた。
「それにお友達も大事だよ。
２人とも幼稚園や
小学校入学した時
初めての場所で不安で
ドキドキしたでしょう？
そんな時にお友達に
おはようって言われたら
嬉しいよね」
ケ「うんケイトすごく
ドキドキしたから嬉しい」
ラ「ラン入学した時
わくわくが
止まらなかったから
ドキドキしなかった。」
私「・・・・・・・・・」
私「じゃあ分からないことが
あった時に不安になるよね。
そんな時にお友達に優しく
教えてもらったら嬉しいよね」
ケ「うんケイトすぐ
どうしようって
思うから嬉しい。」
ラ「ラン、どうしようって
思わなからよく
わからない」
私「・・・・・・・・・」
私「じゃあ、忘れ物した時
不安になるよね。
お友達に貸して
もらえたら
嬉しいでしょーっラン」
どうしても「うん」と
言ってほしくて必死な私。
ラ「忘れ物したら先生が
貸してくれるから不安に
ならない。」
だめだこりゃぁ。
いかりや長介の気持ちが
わかった瞬間だった。
宇宙人のランに私の熱い説法を
言っても響きゃしない。
でも反省した私はしばらくの間
ランとケイトをますます気にかけ
ランもちゃんとヤキモチを
見せてくれるようになり
学校でも元気に過ごす
ようになった。
ランが小学校６年生。
お友達に我が家と同じく
７歳下の妹がいる子がいた。
そのママに未だにランは
妹ルリにヤキモチを
焼くことがあるって
話をしたら
「家は、私も上の子も
妹溺愛で私が仕事の
時は面倒見てくれるし
２人で可愛いねって
いつも話してるだ」と
言ってきた。
そんな子もいるんだなって
感心していた。
ランにもその話をしたら
「えっその子学校だと
妹わがままだし
すぐ泣くしまじウザイ。
たまに面倒見る時も
すぐ泣くからうっせーっ
黙れって言いながら
ほっといてるよ。
本当に妹、嫌だと言ってる」
と教えてくれた。
確かに６年経った今でも
その子の妹を見つめる
目が溺愛どころか
敵意の塊だ。
だから、ランぐらい
高３年なってもわかりやすく
ルリにヤキモチ焼いてくれた
方が楽なのかもなって思った。
歳の差兄弟がみんなそうだとは
思わないけどそんな子達も
いるんだ気を付けよって
思って頂けたら嬉しい。
では～
