アホな女が即手術になった腹痛その2

記事
ライフスタイル
みなさん、お疲れ様です。

前回の続き
【痛みに強い私は
  腹痛に耐えながら
 旅先から戻り病院へ。
 盲腸で即手術と
 言われる】

母は1回自宅に戻った。
私は色々記入をされられ
看護師さんに確認された。

看「家族は6人と
     書いてありますが
     ご両親とご本人とあとは?」

私「姉です」

看「あと2人は?」

私「いません」

看「・・・
    それは4人家族ですね」

6人って書いた
自分が恐い。

「手術着に着替えて下さい」
浴衣?ガウン?タイプの
服を渡された。

【まさか、自分が
 盲腸の手術なんて・・
 腰に打つ注射が
 痛いって聞いたこと
 あるなー痛いの嫌だな】って
考えながら着替えた。

看護師さんがノックを
して入ってきた。

私を見て笑いを堪えながら
「手術着、前後逆です。」
言ってきた。

腰の注射で頭が
いっぱいだった私は
変な気遣いで注射を
しやすいように
背面を思いっきり
丸出ししていた。

もう緊張で
それどころではなく
真顔で着替えなおした。

そして、手術室へ。

腰の注射は痛みに強い私に
とってそこまで痛くなかった。
ちょっとがっかりした。

手術台で先生が
「このマスクから
 いい匂いするから
 思いっきり吸ってみて」
酸素マスクを見せてきた。

えーどんな匂いだろう?

わくわくしながら
思いっきり2回
吸ってみた。

すると意識が遠のいていく。

遠のく意識の中
先生の
「この子パンツ
 履いたまんまだ」
言う声が聞こえ
その後は白馬に乗って
草原を走る夢を見た。

目が覚めると
心配そうな母の顔が・・
私の手を握ってきた。

手に違和感・・

よく見ると
さっきまで履いていた
私のパンツだった。

麻酔が切れると
傷口が痛い。

起き上がれないし
おならが出るまで
食事できないし
特に笑うと激痛。

笑っちゃいけないと
思うと余計笑ってしまう。

母の行動一つ一つが面白い。

手術着逆に着た話や
パンツを履いたまんま
だったことも面白い。

当時の彼氏の
パーマ頭が可笑しくて
仕方がない。

ある晩職場の店長が
閉店後1時間半かけて
お見舞いに。

20歳の私に
ファッション誌ではなく
女性自信と週刊女性を
買ってきた。

完全に笑わせに来ている。

それがまたツボに入り
お腹を押さえながら
「痛い痛い」と大笑いした。

そんな私を見て店長は
満足そうに帰って行った。

6日間入院し退院した私は
翌日から仕事復帰。

力を入れたら傷口が開くと
脅されながら
なんとか立ち仕事頑張った。
若さって凄い!!

旦那も友達もみんな
盲腸になっても
薬で散らしている。

私も、早く行けば
薬で済んだのに・・

みなさんもお腹が
痛くなったら
是非病院へ。

では~

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す