人は、親からのメッセージで、無意識に自分の人生脚本を書いています。
幼い自分は、親から見捨てられると生きていけない事を知っています。
そのため、親からのメッセージに従ってきたのです。
そのメッセージは、繰り返し強化され、さまざまな、経験により、確信されて、完成したものが、人生脚本なのです。
その脚本には、3種類あって、
①勝者の脚本
②敗者の脚本
③平凡な脚本
です。
勝者の脚本とは、自分の生き方を自分で決めて、目標に向かって力を尽くして、それを成し遂げる人生です。
敗者の脚本とは、過去にとらわれていて、自分の生き方を自分で決められず、思うようにいかないと、責任転嫁しては不満だらけの人生なのです。
平凡な脚本とは、勝てない脚本と言われ、大きな損失も失敗もしないかもしれないが、自己実現できなく、今ひとつと思っている人生です。
あなたは、どの脚本でしょうか?
人は自分でイメージしたとおりの人生を歩んでいるのです。
もし、今、生きずらいと感じているのなら、人生脚本というものを知って、勝者の脚本に書き換えてほしいと思うのです。
いつも同じような場面で同じような感情になる事はありませんか?
なんでいつも、同じ失敗を繰り返してしまうのかな・・・
あなたの口癖に、あなたの信条があります。
「私って、何やってもだめなんだよね~」
親に「お前は、ほんとに何をやってもダメな子だね」などのネガティブなメッセージを受け取ってしまっていた場合。
その対処法として、
黙り込む・・
自分の部屋に逃げる・・
などを、脚本にしたかもしれません。
そうなると、職場で、何か失敗した時、上司から、叱責された時に
子供の頃と、同じような、対処法をとってしまいます。
黙ってしまう・・・
会社を休む・・・
などの、行動をとって、自分を守ろうとします。
その繰り返しで、職場を転々とする人もいるかもしれません。
人生脚本は、大人になっても継続されていて、あなたが最も重要な場面でどう行動すべきか、決定しているのです。
無意識に形成されてしまっているので、あなたが変更しようという強い意志が必要です。
それに気づく事ができれば、その場面に遭遇した時にどうすればいいのか、考えて行動できるようになります。
はじめは、勇気がいるかもしれませんが、
少しづつ、変えていければ、それは自信になり、脚本は変えていけます。