新NISA開始に伴う相場の動きはどうなる?

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マネー・副業
トップ画像はいつものようにMicrosoft Bingに「スマホの株価チャート画面を見る女性の絵」を描いてとお願いし、ChatGPTが英訳して、Image Creatorに引き渡して、DALL-E3が書いてくれました。英語のプロンプトを書かなくていいって楽ですよね。

さて、本日はお金に関するお話です。
今週は大学無償化の話題、為替相場の急激な円高化などの話題がありました。ちょっとだけ解説しますね。

大学無償化の話は、日本経済新聞が12/7に「子3人以上世帯、所得制限なしで大学無償に」という見出しで報じました。なかなか世の中に影響が大きい話ではありますが、
・2人までの世帯は無償にならないのか?
・1人目が扶養を外れたらどうなるんだ?
・そもそも原資は?
・国が私立大学に学費を払うのか?
・留年しても補助される?
なーんて、SNSもニュースも大盛り上がりです。4年制大学、医学部などのもっと長い学部などがどうなるのかなども気になるところではありますが、まだ政府から発表されたものではありません。そういう動きがあるぐらいにとらえておくのが、心の安寧のためにはよろしいのではないでしょうか。

次に為替相場です。
2023/10/31に付けた、1ドル151円70銭が年初来高値でしたが、なんと、12/7に141円57銭を付けています。7%も下落しています。日本円が弱いと海外旅行に行くのに両替するのが損だったり、ガソリンなど、輸入に頼っているものが安く買えたりするわけですが、日本株は基本的に円安で値上がり、円高で値下がりします。特に強い材料もない中ここまで円安で買われてきた日本株。急激な円高は相場への影響が大きそうです。

あくまで個人の見解ですが、今後の日本株の先行きについて少し述べます。
日本特有の事情として、NISAと新NISAというものがあります。ものすごく単純化して説明すると、今年で終わるNISAは上限を120万円として、投資した場合、その利益に対しては通常課税される復興税や所得税がかからないというものになります。新NISAに関しては、その額が株式に限っては成長投資枠240万円、投資信託に関しては積み立て投資枠120万円。併せて360万円までは同様に非課税となります。
つまり、今年120万円まで買うことができたNISAが、理論上来年は360万円まで買うことができるということです。

これは日本株への大きな追い風になります。日本株の値動きを左右するのは海外の機関投資家が多いとはいえ、そこに上記資金が流れ込んできます。もちろん、NISAも新NISAも日本株だけを対象としていませんし、制度変更のタイミングでいったん売る動きになるかもしれません。それでも、機関投資家が行う、空売りの動きは新NISAではできないため、(あくまで基本です。ブルベアファンドなどは例外となります。)2024年は日本株を買う資金が大量に流入することになります。

また、NISAほどダイレクトではありませんが、iDeCoのように細かく日本株を買う仕組みもあります。そういった意味ではこれからの日本株は上昇するのではないかという期待があります。

しかし…
果たしてそんな美味しい状況を、海外の機関投資家が放っておくでしょうか。
現に、現在日本株はバブル後最高値を更新する勢いです。バブルの頃は今より景気も良かったし、労働人口も多かった。消費税はなかったし、介護保険もない。国民健康保険料、国民年金の徴収割合も今よりずっと低かった。

それが、どうでしょう。
就職氷河期世代は正社員として就職できず、派遣やフリーターなどで生活をつなぎ、可処分所得からさらに10%もの消費税を取られ、介護保険、国保、年金は軒並み上がり、少子化も深刻です。ロシアとウクライナの戦争は続き、中東情勢も落ち着きません。
そんな中でバブル後最高値を更新というのは少し違和感を感じます。

何が言いたいかというと、日本株は2024年の値上がりを見込まれ、すでにかなり買われている可能性があるということです。
そしてこのタイミングでの円高進行。いろいろな情報をちゃんと把握して立ち回らないと、大事な資産を目減りさせることにもなりかねません。

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