思い出のラーメン

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

今日のテーマは、

「ラーメン」

です。




「いらっしゃいませ!」

ケーキ屋さんに到着し、早速友人はケーキ選びにはいる。

「チョコがいいって言ってたんだけど・・・」

色んな種類のケーキが並んでいるショーケース。

そこにチョコレートのホールケーキが見当たらない。

「チョコレートケーキは売り切れてしまったんですよ」

女性店員が申し訳なさそうに声をかけてくる。

「どうしようかな・・・」

頭をかきながら、考え始める友人。

「いつ頃までにケーキが必要でしょうか?」
「あ、作れます?」
「はい。1時間いただければなんとか。。」
「1時間・・・」

時計を見ながら考える。

「じゃあ、1時間後にまた来るのでお願いします!」
「かしこまりました!」

店員さんと約束を交わし、1時間の空き時間ができた。

「お腹空いてる?」
「まぁ、そこそこかな」
「福岡らしいもの食べに行こう!」

そう言って、友人が提案したのはラーメン屋さん。

「一蘭のスープを・・・・・・・」

親友のラーメン談義が始まった。

少し専門的な用語が多くて理解できなかったが、

どうやら、一蘭と関係のあるラーメン屋さんが近くにあるらしい。

「そこっておいしいの?」
「たぶん。俺も1年に1回食べるかぐらいだから、あんまり覚えてないっちゃんね」

それはおいしいって言わないんじゃないのか。

心の中でツッコミを入れつつ、彼の紹介するラーメン屋さんに向かう。

「いらっしゃいませ」

喫茶店のような小さなお店。僕と友人、友人の奥さん、赤ん坊のかーくん。

4人席に案内される。

「こちらお水です」

テーブルに水入りのコップが3つ並べられる。

「お決まりになりましたら」
「このオススメラーメンで」
「じゃあ、同じやつで」

注文に答えたその時、

「かーくん!」

お母さんの静止する声も聞かず、かーくんが水の入ったコップに手を伸ばす。

やばい! 

こぼれる!!

真っ逆さまにひっくり返るコップ。

コップの中身は・・・こぼれてない。

というか、中身は空っぽ。

「もう飲んでたから」

奥様の一言。

いや、飲むの速すぎでしょ!

「かーくんが手を伸ばすと危ないから、飲み物は先に飲むようにしてるの」

そういえば昨日も、かーくんの手の届く範囲には物がないように気を遣っている様子だった。

食事中の我が子の行動を警戒するのは、お母さんあるあるなのかも。

「おまたせしましたー」

テーブルにラーメンが3つ運ばれてくる。

お母さんがラーメンをかーくんから遠ざけるのを見習って、3つのラーメンがテーブルを移動する。

「だぁ!」

少し不機嫌そうにする、かーくん。

不機嫌なところもかわいいのが、赤ん坊の罪なところ。

早速、

一蘭なにがしのラーメンを口に放り込む。

「どう?」
「うん。ラーメンやね」

普通のラーメンって気がする。

「最近、一蘭食べてないから。こういう味だったのかなってイメージやね」
「俺も1年に1回しか食べないから。こういう味だったって思い出した」
「なにそれ?」

僕らの不思議なコメントに、奥さんのきれいなツッコミが入ったのでした。。




追伸
 僕は普段ラーメンを食べません。

以前、食事制限をしていた時のイメージで、身体に良くないもの。

という印象が強いからです。

昔はたくさん食べてたんですけどね。

友人の反応を見る限り、今回のラーメンは、どうやら普通のラーメンだったようです。

ラーメンって不思議ですよね。

時々、無性に食べたくなることがあります。

僕が若い頃、一番ハマったのは「天下一品」

こってりを頼むとお腹の調子が悪くなる。

それを分かっているのに、通い続けてしまった中毒性のある、あのスープ。

あれをご飯の上に少し垂らすだけで極上の味に・・・。

ああ、食べたくなってきた!

思い出のラーメン。

もしかしたら、誰もがもっているのかもしれませんね。







































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