スポーツで歴史を学ぶ

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表彰式も終わり、帰り支度を始めていると、

「それでは、僕は失礼しますね」

一緒に公園まで歩いてきた男性が、会釈をしながら挨拶される。

「いえいえ。とんでもないです!」

僕も慌てて頭を下げる。

「トレイルやってたら、また会えると思うから。また大会で!」
「はい! また大会で!」

再会の約束を交わし、彼は堂々とした足取りで公園を去っていく。

山の中で12kmを走り終わった後、69歳という年齢で、あれだけ動ける身体。

「素晴らしい」

その一言しか言えない。

やっぱり、

年齢=体力低下

この法則は間違っているのかもしれない。

さて、どうしようかな・・・。

時間帯はまだお昼。

このまま有馬温泉を満喫するのもいいかもしれない。

少し歩いてみるか。




最初に見つけたのは、ねねの像。

ねねって誰?

そう思う方もおられるかもしれません。

調べてみると、あの豊臣秀吉の正室だったそうです。

日本で初めて天下統一を成し遂げた武将、豊臣秀吉。

その影には、内助の功で支えたねねの姿があったとか・・・。

そんなねねの像がなぜ、有馬温泉にあるのか。

2人はよく有馬温泉を訪れ、温泉によって疲れを癒やしたとされています。

この有馬を気に入った秀吉は、実際に資金援助なども行っていたそうです。

有馬温泉は豊臣夫妻にとって思い出の地なんですね。

その他にも、

さまざまな歴史上の人物が有馬温泉に通ったと言われています。

有馬温泉の事が記されている最古の書物は、日本書紀。

日本書紀が完成したのが720年。

僕らが生きている現代が2022年と聞いたら、その歴史の長さも分かりますよね。

みんなに愛された、歴史のある地域。

もしかしたら、今日トレイルランで走ったコースも、かつての名だたる武将も走り回っていたのかもしれない。

そう考えると、感慨深いものがありますよね。




追伸
 大会で身体を鍛えて、訪れた地域で歴史や文化を学ぶ。

観光を兼ねてのスポーツって素晴らしいですよね。

これまで僕が挑戦してきたのは、

筋力トレーニングやキックボクシング。

そして、総合格闘技。

どれも室内でできるスポーツばかりでした。

それが、

40歳を越えた今、元気に山の中を走っているんですから、人生って分かんないですよね。

自分が経験したことのないものに挑戦する。

練習を重ねて、本番で全力を発揮する!

この楽しさを皆さんに伝えるために、このブログを書き始めたのかもしれない。

そんな事を思いながら、僕は帰宅したのでした・・・。

































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