本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、
「成長の記録をする」
これが継続には必要だとお伝えさせていただきました。
自分の今を知ることで、
自分が目指すべき目標へどれくらい近づけているか。
それを客観的に認識するために、自分の成長を記録する事はとても大切なことです。
こちらを理解した上で今回は、
「締め切りを決める」
ここに注目していきたいと思います。
物事を達成するためには、必ず目標が必要になってきます。
継続も例外ではありません。
もしあなたが、
200キロ走る!
そう決めたのなら、200キロが目標になりますし、
本を3冊読む!
そう決めたのなら、3冊が目標になります。
これは当たり前のお話ですよね。
ただ、ここに少し手を加えるだけで、目標をより効率的に達成することができるようになります。
それは、
期限を決める事です。
例えば、
1年で200キロ走る!
そう決めた場合、1年は365日。
年間200キロ達成に向けて、走らなくては行けない距離は、
200000m(200km) ÷ 365日 =547.9m
約548mです。
毎日548m走る。
これは、多くの方が達成できると思います。
ただ、ここで一つ問題が発生します。
この目標に対して緊張感は生まれるでしょうか。
人間の集中力には、一定の緊張感が必要だと言われています。
200キロを1年で走るとしたら、毎日548m。
200キロを半年で走るとしたら、毎日1096m。
どちらが集中力が続くか分かりますよね。
仕事も同様です。
本来1時間で終わる仕事を、2時間でやれと言われたら、緊張感は生まれるでしょうか。
もしかすると、1時間の仕事を2時間で終わらせよう。そう考える人も現れるかもしれません。
逆に、
1時間で終わる仕事を、30分でやれと言われたら。
やる気を失う人もいるかもしれませんが、緊張感を持って仕事に向かい、見事達成する人も出てくるかもしれません。
このように、
人間が集中して物事に取り組むためには、
自分に合った難易度設定が必要なのです。
自分にとって、どの難易度が適しているのか分からない。
そういう方もいるかもしれません。
前回お伝えした成長の記録、これがヒントになります。
自分の毎日を記録することで、自分がどれくらいの能力があるのか観察することができます。
例えば、本の読む速さ。
5日で1冊読めるとしたら、1ヶ月30日なので6冊。
6冊を読むには1ヶ月の期限が設定ができる。
ということが分かりますよね。
もちろん、1ヶ月で7冊に挑戦して集中力を高めても構いません。
自分の成長の記録を使い、自分の期限を決める。
これをうまく利用することで、物事のゲーム性を高め、継続を楽しむことができるんです。
追伸
この方法はかなりオススメです。
僕の場合は毎月何キロ走るか。これを目標に掲げていました。
先月よりも速く走る。記録を縮める。
最初はそれだけで、楽しく走り続けることができました。
1ヶ月目は何キロ、2ヶ月目は・・・。
細かく期限を切るだけで、集中力は増しますし、
自分にとって、達成できるかもしれない目標を掲げると、やっぱりワクワクします。
ギャンブルと一緒ですよね。
人はできると分かっているものには、そこまで情熱を注ぎません。
仕事でも恋愛でも、うまくいくかどうか。
それが分からないからこそ、努力をして、夢中になれるんですよね。