継続するには? その4

記事
学び
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

前回の記事では、

「成長の記録をする」

これが継続には必要だとお伝えさせていただきました。

自分の今を知ることで、

自分が目指すべき目標へどれくらい近づけているか。

それを客観的に認識するために、自分の成長を記録する事はとても大切なことです。

こちらを理解した上で今回は、

「締め切りを決める」

ここに注目していきたいと思います。




物事を達成するためには、必ず目標が必要になってきます。

継続も例外ではありません。

もしあなたが、

200キロ走る!

そう決めたのなら、200キロが目標になりますし、

本を3冊読む!

そう決めたのなら、3冊が目標になります。

これは当たり前のお話ですよね。

ただ、ここに少し手を加えるだけで、目標をより効率的に達成することができるようになります。

それは、

期限を決める事です。

例えば、

1年で200キロ走る!

そう決めた場合、1年は365日。

年間200キロ達成に向けて、走らなくては行けない距離は、

200000m(200km) ÷ 365日 =547.9m

約548mです。


毎日548m走る。

これは、多くの方が達成できると思います。

ただ、ここで一つ問題が発生します。

この目標に対して緊張感は生まれるでしょうか。




人間の集中力には、一定の緊張感が必要だと言われています。




200キロを1年で走るとしたら、毎日548m。

200キロを半年で走るとしたら、毎日1096m。

どちらが集中力が続くか分かりますよね。

仕事も同様です。

本来1時間で終わる仕事を、2時間でやれと言われたら、緊張感は生まれるでしょうか。


もしかすると、1時間の仕事を2時間で終わらせよう。そう考える人も現れるかもしれません。

逆に、

1時間で終わる仕事を、30分でやれと言われたら。

やる気を失う人もいるかもしれませんが、緊張感を持って仕事に向かい、見事達成する人も出てくるかもしれません。

このように、

人間が集中して物事に取り組むためには、

自分に合った難易度設定が必要なのです。




自分にとって、どの難易度が適しているのか分からない。

そういう方もいるかもしれません。

前回お伝えした成長の記録、これがヒントになります。

自分の毎日を記録することで、自分がどれくらいの能力があるのか観察することができます。

例えば、本の読む速さ。

5日で1冊読めるとしたら、1ヶ月30日なので6冊。

6冊を読むには1ヶ月の期限が設定ができる。

ということが分かりますよね。

もちろん、1ヶ月で7冊に挑戦して集中力を高めても構いません。

自分の成長の記録を使い、自分の期限を決める。

これをうまく利用することで、物事のゲーム性を高め、継続を楽しむことができるんです。




追伸
 この方法はかなりオススメです。

僕の場合は毎月何キロ走るか。これを目標に掲げていました。

先月よりも速く走る。記録を縮める。

最初はそれだけで、楽しく走り続けることができました。

1ヶ月目は何キロ、2ヶ月目は・・・。

細かく期限を切るだけで、集中力は増しますし、

自分にとって、達成できるかもしれない目標を掲げると、やっぱりワクワクします。

ギャンブルと一緒ですよね。

人はできると分かっているものには、そこまで情熱を注ぎません。

仕事でも恋愛でも、うまくいくかどうか。

それが分からないからこそ、努力をして、夢中になれるんですよね。












サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す