本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
前回の記事では、
継続するには「無理をしない」という事をお伝えしました。
人は少しずつ習慣を定着させていくことで、次第に身体は継続できるように成長していきます。
好きなことを見つけ、無理をせずに続けられるようになったら、次の段階。
「成長を記録する」
に進みましょう。
なぜ物事を継続をするために、記録することが必要なのか。
これは皆さんも想像がつくと思います。
僕の場合は小学生の時。
毎月、読んだ本の数を記録をつけていました。
「今月は3冊が目標だ!」
そう思って、休み時間に学校の図書室に通う日々。
昔から本が好きだったということもあり、
いつも2冊までは自然と読むことができました。
そう、2冊までは・・・。
本にはさまざまな種類があります。
昆虫図鑑などの、写真がメインの本。
そして、
文字が少なくて、絵が大きい絵本。
さらには、
文字がほとんどの構成を占める小説。
うっかり小説に手を出すと・・・。
1冊で1ヶ月が終わってしまいます。
そんな現実と向き合った時、大山少年は悩みます。
本を選ぶ基準は「読みやすい本」か。それとも「読みたい本」か。
読みやすい本であれば、本のページを稼ぐのに適しています。
どんな本でもページが少なければ、3冊読破までの道のりは簡単になっていく。
そして目標が達成できれば、
「僕、3冊読んだんだ」
と自慢するのも簡単になってきます。
しかし、
もし読みたい本を選んでしまったら。
それが小説だったら。
1冊しか読めなかったら。
自慢するのも難しくなってきます。
ではどうするか。
大山少年は2つの方法を思いつきました。
1.最初に5冊借りて、読みやすい本を保険で2冊用意しておく
2.最初から読みやすい本しか借りない
この方法を見て、皆さんはこう思ったかもしれません。
このガキは姑息な手段を使いやがる・・・と。
子どもの頃の発想なので、お許しください。
その結果。
僕はたくさんの本に目を通すようになり、
話の流れや展開が予測できるようになり、読むスピードも速くなっていきました。
好きなことを無理なく続けると、いつの間にか能力は向上してるんですよね。
僕がさまざまな知識を身につけられたのも、
「毎月3冊」
という目標があったからこそです。
「今月は1冊読んでて、あと20日あるから。まだ余裕があるな」
自分の成長を確認するたびに、目標へ近づく事ができました。
そして、
過去の記録の積み重ねが、僕の自信になっていったんです。
皆さんも、自分の成果を観察。記録してみてはいかがですか?
追伸
最近ご相談に乗った方で、
「いつも同じ時間に起きられない」
というお話がありました。
こういった場合でも記録は有効です。
記録する内容は、
「スムーズに起きられた日を記録する」
ではなく、
「23時までにベッドに入れたら、カレンダーに◯をつける」
というものでした。
彼が起きられなかったのは、夜更かしが原因だったんですよね。
カレンダーの◯が増えるたびに、起きられないという問題はなくなっていったそうです。
「自分が早くベッドに入れると◯がつけられる」
という自分のメリットを見つけることにより、ダラダラと夜更かしをする癖がなくなる。
自分に記録をつけることは、客観的に自分を判断する指針にもなるんですよね。