時代が生んだ悩みごと 課題編

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考える。

本日のテーマは、

「課題について話し合う」

です。

「お久しぶりです!」「お久しぶりです」

前回、奥さんに怒られない方法を話し合った僕たち。今回はその1週間後。

2回目のご相談。

「課題の方はできましたか?」
「あ、はい。どうやったら嫁さんに怒られないか。ですよね?」
「前、伝えた言い方にしましょうか」
「あ、どうやったら嫁さんが喜ぶか? ですよね」
「そうです」
「分かりました!」

これが前回伝えた課題のテーマ。

「考えてきました?」
「はい。5個ぐらいでしたが・・・」
「5個も思いついたんですね!」

全く思い浮かばない人もいるので、5個も思いついたのなら素晴らしい。

「聞かせてもらっていいですか?」

・家事の手伝いをする
・話を聞いてあげる
・子どもの面倒を見る
・たまにプレゼントをあげる
・嫁さんを褒める

「以上です」
「いいですね!」
「はい。一週間観察してて分かりました。たぶん、これで喜んでると思います」

ちゃんと観察までしてくれてる。

「では、この中で無理なくできるのはどれですか?」
「無理なく・・・ですか」
「はい。自分が負担に感じることなく、心からできることと言えば?」
「そうですね・・・」

手をあごに添えながら、視線を上向きにして考えている。。

「子どもの面倒を見る。かな」
「子どもの面倒を見る。他にはありますか?」
「あとは、うーん・・・」

だいぶ悩んでいる様子。

「負担に感じることなく、ですよね?」
「そうですね」
「うーん・・・」

再び悩まれる。

「質問を変えますね」
「はい」
「お子さんの面倒を見るのは負担にならないですか?」
「はい。子ども好きなんで」
「娘さんでしたよね?」
「はい。かわいいんですよ!」

とても幸せそうな笑顔。

「他の4つは厳しそうですか?」
「そうですね・・・」

再び考える。。。

「例えば、話を聞いてあげるとかは?」
「それはちょっと・・・。嫁さんの話が長くなるので」
「なるほど」

「たまにプレゼントをするというのはいかがでしょう?」
「うーん・・・。これもあんまりやると、なんか疑ってくる感じがします(笑)」
「なるほどですね」

「奥さんを褒めてみる。これはいかがでしょう?」
「これもそうなんですけど。あんまりやると、なんかおかしくないですか?」
「おかしいですか?」
「はい。なんか、偉そうで・・・」
「では、言い方を変えてみるのもいいかもしれませんね」
「言い方ですか」
「感謝を伝えてみるとか」
「感謝・・・」

顔が明るくなる。

「いいですね。確かに、ありがとうって言ってなかったような気がします」「では、感謝を伝えるのは無理なくできそうですか?」
「はい!」

・子どもの面倒を見る
・奥さんに感謝を伝えていく

彼の奥さんに対する方針が決まっていったのでした。。

追伸 
 さて、ここで問題です。

彼の奥さんはどういう人でしょうか?

「大山さん、なんで分かるんですか!」

僕が奥さんの特徴を伝えると、彼はものすごく驚いていました。

ヒントは上のお話の中にあります。

もし興味がある人は、考えてみてください。


今回お伝えしたお話。

大切なのは、奥さんを、無理せずに喜ばせる方法を探すという点です。

「自分がやりたい!」

と思っていること以外、人は無意識に損得勘定が出てしまいます。

「仕事が嫌いだ」

と言っている人が、なぜ仕事に行くのか?

お金や生活、家族のためですよね。

自分がやりたくないこと。無理をしていると、人は自然と疲弊していく生き物なんです。でも、

「自分が無理なくできる」

もしくは、

「やりたいこと」であれば、人は継続して行動していける生き物です。

そして無理なくできる事が増えていけば、さらにできることが増えていきます。

奥さんが喜んで、家庭が快適になれば、彼が奥さんを喜ばせる可能性はさらに増えていきます。

千里の道も一歩から。

人は少しずつ成長していく生き物なんですよね。



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