時代が生んだ悩みごと アプローチ編

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本日も記事をご覧いただきありがとうございます。ひろです。

人について考えよう!

本日のテーマは、

「人の本音」

です。

ZOOMでの悩み相談が展開していく。

「大山さん、Netflixとかめちゃくちゃ観てるんですね!」
「はい。基本的に仕事で関わる方の、好きな映画などは聞いて見るようにしてます」
「へぇ~」
「面白いですよ。観ている作品で、その人の感性が分かります」
「そうなんですね」

人の思考を理解するには、その人の好きなものから考えるのが一番。

「恥ずかしい相談かと思っていたんですが、理解してもらえて良かったです」「いえいえ。僕もハマってましたからね。じゃあ、ちょっと聞いていきますね」
「はい」

いつもの質問タイム。

「なぜNetflixを観たいと思うんですか?」
「面白いからです」
「Netflixと同じように面白いものはありますか?」
「面白いもの・・・。今のところはNetflixが一番かもしれないです」

なるほど。

「では逆に、なぜ観てはいけないと思うんですか?」
「家族に反対されるからですかね」
「他に理由はありますか?」
「えーっと・・・。仕事に影響が出るから」
「どんな影響が出ますか?」
「仕事中に眠くなったりとか、集中できなくなります」
「なるほどですね」

では、

「以前はそういう事がなかったんですか?」
「そういう事というのは?」
「仕事で眠くなったりとか、集中できなくなったことです」
「まぁ、ないとは言い切れないですが・・・。前よりは増えたと思います」「分かりました」

それではもう一つ。

「このまま観続けたら、どうなると思いますか?」
「そうですね」

彼は少し考えながら、

「嫁さんが怒るかもしれません」
「嫁さんが怒る。。怒ったらどうなりますか?」
「そうですね。嫌ですね」
「なぜ嫌なんですか?」
「家庭が、家族の空気が悪くなるからです」
「怒るのはなぜだと思いますか?」
「たぶん、心配しているからだと思います」

なるほど。

「他にはありますか?」
「そうですね。あとは仕事ですかね」
「どうなりそうですか?」

えーっと・・・。

彼は言葉に詰まっている様子。

「まぁ、でも。正直、やることはあまり変わらないので問題ないかもしれません」

話が変わってきた。
「変わらないですか?」
「はい。何年も勤めてるんで。以前と比べてみたんですけど、あんまり問題ないかも」
「なるほどです」

では、

「これからどうなりたいですか?」
「どうなりたいというのは?」
「自分がどうしたいかです」
「それは、動画を観るのをやめたいと思ってます」
「本当に動画を観るのをやめたいと思ってますか?」

少し間があいて・・・。

「いえ。動画は観たいんですが・・・」

さらに間があいていく・・・。

こちらも答えをじっと待つ。

「嫁さんに怒られたくないですね」

いよいよ本音が出てきた。

「では、どうやったら奥さんに怒られないかを考えていきましょうか!」
「はい!」

男性の表情が、今日一番の笑顔になった。

そして、僕らは彼の奥さんについて話し合ったのでした。

追伸 
 人の行動にはいろんな理由があります。

誰かが喜ぶから頑張りたい。

誰かが怒るからやりたくない。

率先してやる理由もあれば、率先してやりたくない理由もあります。

そして、

「〇〇だから、やりたくない」

という理由を抱えている人は、ものすごく多いです。

なぜなら、

人は変わる事を恐れる生き物だからです。

恋愛や仕事、自分の性格など。

もしかしたら、今の自分や彼氏。仕事を変えるだけで、

理想のものが手に入るかもしれない!

そう思っていても、人はすぐには動けません。

「変わりたい」

と、

「実際に変わる」

にはかなりの開きがあります。

今回の男性のケースもそうです。

自分が今、一番面白いと思っているNetflix。

これをやめなければならない。

そう思うぐらい、奥さんに怒られたくない。

彼にとって、奥さんがどれくらいの存在なのかは想像できますよね。

次回は彼がどう変化していったか、これをお伝えしていきます。


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