皆さん、こんにちは!
継続的に読んでいただいている皆さん、ありがとうございます。
そして、今回、初めて読まれる方もありがとうございます。
幸太郎マインドともうします。これからもよろしくお願いします。
今回の話題は、中間管理職又は入社数年目にもかかわらずチームリーダーとして活動を始めた方に向いているかもしれません。
けれども、私生活のなかでサークルのリーダーを始めた様な方にもあてはまるかもしれません。そうそう、お子様への教育にも役立つでしょう。
ズバリ、部下や後輩が失敗した時… あなたの最初の一声は?
相手の失敗を責めるような言葉で𠮟責してはいないでしょうか?
怒りたい気持ちは十分に分かります。この結果によって、月末の会議で部長や社長から指導力不足を責められるのは目に見えています。あ~、これを叱らずいられようか?
もし、ぐうの音も出ない程に𠮟り続けていたら、相手は萎縮して相談や報告など益々しなくなるでしょう。負のスパイラルに突入ですね。
しかし、ここで相手を𠮟るのは、ちょっと待ちましょう。
甘やかす訳ではありません。
部下や後輩が、独り歩き出来るようになったのは、あなたのたゆまぬ努力と指導力の賜物です。惜しいかな、なにか一つが足りなかったかもしれません。
その結果として失敗が発生しました。指導力に何の落ち度もなく、稀にそのお相手がお仕事に向いていない場合というのもありますが…。
失敗の報告が有った時は、現状に困ったという顔や、その状況を表す軽い言葉を発することは問題ありません。
その次です、相手に質問をしましょう❕
「もう一度チャンスを与えるので、次に同じ失敗をしないようにするには?どうしたら良いか?考えてみよう」父親、母親になった気分で伝えてみましょう。
①時間が有れば、その場で本人の考えを言わせてみるのも良いかもしれません。
②時間がない時は、簡単に注意点をメモしたものを翌日提出させるのも良いでしょう。
さて、相手の答えはベテランからすると、まとボケや知識不足があるかもしれません。けれども、未熟ではありますが社会人となった人間が自分の欠点のようなものを伝えることはかなりの勇気を振り絞った結果です。
そこは褒めてあげましょう。ちょいとヨイショが過ぎるかもしれませんが
「良くそこまで分析できたな」
「惜しい、あと一つ、大事なポイントに気付いたら、このような失敗はなくなると思うよ。」ここで、あなたが叱りつけて言いたかった事を伝える機会を作りましょう。
これを聞いた部下や後輩は𠮟られるという恐怖より、どうすれば改善されるのだろうという学習的思考と興味で聞き耳をたてることでしょう。
すぐに答えを言わず、一分程度考えさせるのも有効です。物事を覚えるのに、環境も含めて覚えることは知識の定着に有効です。
最後に、答えをお相手の成長を願う心で、手短に、そして爽やかに伝えれば、信頼関係の構築に役立つことでしょう。
幸せなビジネスライフを祈念しております。