投影に起きやすい誤解と有効な使い方

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コラム
よく心理学で目の前の人はあなたの鏡ですよ
あなたの内側にあるものの投影ですよ
「鏡の法則」なんて言われますよね。

でも目の前にすごく態度の悪い人、意地悪な人が現れたら
「あなたの中にもありますよ」だなんて
「私、あんなことしませんけど?」ってピンとこないことありませんか?

目の前の出来事に対して
自分の内側から何らかの反応が起きた時
「投影」が起きていると言われますが
このような人が現れた時に「無反応」の人なんて
なかなかいないですよね。

それを「あなたもそうですよ」
「あなたもあの酷い人と一緒ですよ」という
メッセージのように受け取っていたら
自分で自分を否定しているようで身が持ちません。

自分を否定するために「投影の法則」を使うのは
せっかく心のことを学ぶ意味がありませんよね。

この投影された出来事を
どのように捉えたらいいのか
そしてどのように使っていくといいのかを
見ていきたいと思います。

「投影は何らかのメッセージをくれている」
くらいの感覚で捉えるといいでしょう。
「もし自分がこの人のような態度をとってしまうとしたら
どんな時だろう?」と思い浮かべます。
そうすると
「この人ほど酷い態度に出さないにしても
自分が忙し過ぎて疲れて一杯一杯な時には
誰かに対してつい態度が悪くなってしまったり
意地悪な気持ちが出ることってあるかもな」と
思い出すかもしれません。

そうすると、今この目の前の人も
そんな気分になるような何かがあるのかもしれない
という共感できる部分もちょっとだけ見えてきます。

そんな態度や行動をこちらに向けてくることは
嫌なことなけど、「この人の問題なんだ」と
出来事を少し客観的に捉えられるようになりますね。
そうすると自分が攻撃されているような気分から
抜け出すことができるんです。

投影されたことをこんなふうに捉えて使っていくと
自分を否定する必要がなくなりますね♪


日頃のちょっとしたモヤっとでも聴かせていただきます。




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