忙しい時こそ、立ち止まって考える

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海野ゆきです。

「忙しい時こそ、立ち止まって考える」
私のできなかったことなんです。

娘が3歳の時に、母が転倒し
大腿骨と右手首を骨折。
長く入院したたため、
認知症もかなり進みました。
食事は食べさせてあげないと、
食べられなくなり、車いす
生活になりました。
要介護3から要介護5になりました。
生活における、すべての行動に
介助が必要になりました。
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私は大切な母のことを、
実家で介護したいと思い、
在宅介護を選択しました。
主治医には大変だから、
絶対にやめた方がいいと
言われましたが、
私は全く忠告を聞きませんでした。

在宅介護が始まりました。
3歳の娘、何もできない母の
お世話をします。
母に食べさせていると、
娘も隣にイスを持ってきて
「私にも食べさせて」という。
2人に食べさせる 笑
とにかく忙しくて毎日何が何だか
わからない状況で前だけを向いて
母のためにただひたすらに走り
続けました。

ただ目の前のことを終わらせる
そういうギリギリの生活でした。
自分の時間がないという日が、
多々ありました。
その時の私はあまり笑わなか
ったと思います。
まさに余裕なしでした。
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介護が始まって5年たったある日
体調を崩して、介護を諦めました。
その後3年間自宅でほぼ寝たきり
のような状態になりました。
体がだるくてだるくて動けないのです。
副腎疲労症候群と診断されました。
パニック障害にもなっていました。
気づかないうちに私の身体は
ボロボロになっていました。

今感じるのは、忙しくても
あのとき一度立ち止まって、
自分を理解する時間を作って
いればよかった。
その時は、そんな時間さえ
もったいないと思っていました。

自分を理解する時間を作っていれば
自分の身体からのメッセージを受け取り
限界になるほど、自分が頑張っている
ことにも気づけたと思うのです。

私は介護のほかにもやりたいことが
ありましたが、我慢していました。
娘や夫のこともほったらかしていた
ので、大切にしたかった。
無意識の中では感じていたんですが
抑圧していたんですね。

もしも、自分を理解する時間を作って
いたら、もう少し長く在宅介護を続け
られていたのかな?と感じることも
あります。

自分を理解することは、
自分を大切にすることにつながります。
自分を一番大切にしないと、何事も
うまくいかないものですね。
忙しい時こそ、立ち止まって考える
ということを学んだ経験でした。

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海野ゆき




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