【体験談】銀行員が家を買う①

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初めてのブログ投稿です。

銀行員として一般の方よりは「不動産」や「住宅ローン」に関する知識はありますが、実際自分が家を買うとなると色々悩みました。

私が家を買うにあたって悩んだことや意思決定プロセスを共有させていただくことで、ブログを読んでいただいたみなさまの何かお役に立てれば幸いです。

我が家の一番最初の選択は「戸建てorマンション」でした。
もちろんまずは「場所」や「予算」からという方も多いと思いますし、何から決めなければいけないというものもありません。強いて言えば家選びにおいて譲れない(優先度の高い)部分から決めるべきということでしょう。

ちなみに我が家は「戸建て」で夫婦の意見が一致しました。
戸建てになったポイントは以下の2つでした。

①管理費及び修繕積立金がない
自宅を買うとローンの返済以外にも固定資産税など色々なお金がかかってきますが、マンションは多くの所有者がいる共同資産のため、維持管理のためのお金として「管理費及び修繕積立金」が購入後毎月徴収されるのが一般的です。

「ローンの返済だけなら今までの家賃と同じなのに、管理費及び修繕積立金が数万円かかることを見落としていた」という方は少なくないようです。

このお金は自分たちのために使われるお金なので決して無駄なものではありません。戸建てを買った場合でも将来修繕が必要になったときのために計画的に積立てていく必要はあります。

しかし、購入時は比較的若く、収入も高くない方も多いので、将来のためとは言え月数万円の支出は大きいですよね。
管理費や修繕積立金は将来変更になる可能性も高く(通常経年とともに高くなる傾向にあります)、将来の支出を見通しにくいと私は感じました。

一方、戸建てであれば(例えば外壁を)修繕するか否かは建物の状況や家計の事情などを加味して自分たちで自由な選択ができるところが魅力的でした。

②将来的な資産価値
特に東京ではマンションほど駅近のものが多く立地や土地の資産価値としては魅力的かと思います。実際不動産の価値はほぼ土地です。建物は経年に伴い価値を失っていくので、ローンを完済するころには通常建物の価値は残っていません。

戸建てであれば自宅の土地は全て自分のものであり、家が古くなれば自由に建て替えることができます。誰かに売却する場合でも、建物は簡単に壊せるため買い手からしても自由度の高い不動産となるため、資産価値は高くなります。

一方マンションの場合、土地は共有です。利害関係者が多く、古くなったからといって建物を簡単に建て替えることはできません。

マンションの土地(の持ち分)にも当然価値はありますが、買い手からすると古い建物の1部屋を買うという感覚が強く、売却するにも実際の価値以下と可能性が高いように感じます。(逆にちょうど建て替えになるというようなタイミングであれば非常に高い価値になることもありますし、マンションの方が資産性が高いと言う方も多いので結局は個人差かと・・・)

①②に共通しますが、我が家は自分たちだけで様々な選択が自由にできることに魅力を感じ戸建てにしました。

勿論、マンションにも色々な魅力はあります。
 ・立地がいいものが多い
 ・物件の管理を任せられる
 ・セキュリティが高い

住宅選びは絶対これということはありません。個人差が大きく、優先順位によって行き着く物件も変わってきます。

住宅購入は大きな買い物ですので、是非色々な考え方に触れることをお勧めします!我が家のケースも何か参考になれば幸いです。

次回は「物件の探し方」について投稿予定です。
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