今年度の労働生産性は?

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こんにちは。
仕事のパーソナルトレーナー
伊集院ただしです。

いつもブログを見ていただき
ありがとうございます。

労働生産性ということば
聞かれたことはありますか?

なにか難しそうですが
簡単にいうと
働き方の効率性です。

生産性がたかければ
効率性がたかいとなります。

ちなみに定義は
労働者1人当たりで生み出す成果、あるいは労働者が1時間で生み出す成果を指標化したもの
式は
労働生産性 = 付加価値額 / 労働投入量(労働者数×労働時間)

日本生産性本部は
「日本の労働生産性の動向2021」を発表しました。

2020年度の日本の時間当たり名目労働生産性(就業1時間当たり付加価値額)は4,986円。
分かりやすく言うと
1時間はたらいて
約5,000円の売上をあげた
ということですね。

高い、低い?
世界でみるとどうでしょうか。

こちらは2019年度のけっかです。

2019年度
OECD加盟諸国37ヵ国
時間当たり労働生産性

     (単位:USD)
1.アイルランド 108.2
2.ルクセンブルク 107.4
3.ノルウェー 91.0
4.デンマーク 84.6
5.ベルギー 81.4
6.フランス 77.4
7.スウェーデン 77.1
8.米国 77.0
9.オーストリア 76.8
10.スイス 76.8
21.日本 47.9
36.メキシコ 22.2
OECD平均 59.3

日本はトップ
アイルランドの
半分以下です。

トップは
1時間で1万円以上
の売上です。

平均は59.3USD
約6,500円。

日本とは1,000円以上の
差があります。

日本は2000 年代以降
労働時間が減少してきています。

2020 年の日本の平均労働時間は1,615 時間。
OECD加盟国平均は1,687 時間。
米国は1,767 時間。
ちなみにフランスは1,402 時間です。

日本の労働時間は
ヨーロッパよりは長いが
米国より短くなっています。

これは
付加価値額の全体が
下がってきている
ということですね。

こうなってくると
働き手一人一人の
効率性も大事ですが、

ビジネス全体のパイを
大きくするほうが
より重要ですね。




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