転職かつどう、個人のこえ

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コラム
こんにちは。
仕事のパーソナルトレーナー
伊集院ただしです。

いつもブログを見ていただき
ありがとうございます。

一昨日に続き、厚生労働省の
2020年「転職者実態調査」結果です。

本日は個人側の結果をご紹介します。

直前の勤め先の通算勤務期間は、

26.9%:2年以上5年未満
19.7%:10年以上
17.7%:5年以上10年未満
転職者の直前の勤務期間は
5年未満が最も多くなっています。

転職者の労働条件(賃金・労働時間)の変化は

40.1%:減少した
39.0%:増加した
20.2%:変わらない

20歳以上49歳以下ではプラス
50歳以上ではマイナス
労働条件(賃金・労働時間)は
減少と増加が半々です。

50歳以上ではマイナスですが
49歳以下ではプラスに転じているようです。
中核人材の転職は待遇アップですね。

労働時間が転職によりどう影響したか、

39.3%:減少した
33.6%:変わらない
26.3%:増加した
多くの方は、転職により
労働時間が減少しています。

転職理由は、

28.2%:労働条件(賃金以外)がよくなかったから
26.0%:満足のいく仕事内容でなかったから
23.8%:賃金が低かったから
3大転職理由は、
・労働条件
・仕事の内容
・賃金

労働条件には
人間関係がふくまれると
想定されます。

転職活動の方法は、

39.4%:求人サイト・求人情報専門誌・新聞・チラシ等
34.3%:ハローワーク等の公的機関
26.8%:縁故(知人、友人等)
転職活動の方法は
求人サイトがトップです。

転職にあたっての準備活動は、

66.1%:特に何もしていない
30.9%:転職準備活動を行った
多くの方が
転職にさいして
準備をしてないようです。

準備活動の内容は、

42.9%:産業・職業に関する情報等の収集をした
22.4%:その他
16.0%:キャリアコンサルティングを受けた
転職準備は
43%が情報収集です。

キャリアコンサルティングは16%です。
まだまだですね。

転職活動をはじめて勤め先を離職するまでの期間は、

28.8%:1ヶ月以上3ヵ月未満
23.6%:転職活動期間なし
18.3%:1ヶ月未満
転職活動をはじめて離職するまで
3ヵ月未満が、70%をしめています。

かなり短いですね。

キャリア計画にそった転職ではなく
いやになったのですぐ辞めたい
といった姿がみえてきます。

人生の大きな決断のわりには
時間のかけ方がすくないです。

転職先を選んだ理由は、

41.0%:仕事の内容・職種に満足がいくから
36.0%:自分の技能・能力が活かせるから
26.0%:労働条件(賃金以外)がよいから
転職先を選んだ理由は
仕事の内容がトップです。

今後の転職希望は、

52.7%:今の職場で今後も働きたい
24.9%:わからない
21.0%:機会があれば転職したい
21%の方が
今後も機会があれば転職したい。

場当たり的なような。。。

アンケートから見えてきたことは、

・大事な転職に時間をかけていない
・キャリア計画にそっていない
・キャリアコンサルティングが知られていない

わたしも、転職して後悔している人を
たくさん見てきました。

転職活動の前に、1ヵ月でよいので
キャリアコンサルタントと共に
自身のキャリアを深く広く考えて
みることを、おすすめします。

転職の失敗は
キャリアにマイナス印象を与えるため
とてももったいないです。

転職で後悔しないために
ぜひキャリアコンサルティングを
実施してみてください。


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