社会や産業の変化スピードが速く、働き方やキャリアの多様化も進む中で、いわゆる「メシが食える大人」として、自分らしく働き、自らの能力を発揮するための基盤(いわば人材としての「OS」)の強化が、これまで以上に必要となってきている。
「第四次産業革命」による産業構造や就業構造の変化や「人生 100 年時代」を迎えつつある中で、学び直すことの重要性が高まっていることから、「社会人基礎力」は、今や全ての年代が意識すべきものとして捉えなおす必要がある。
「人生 100 年時代の社会人基礎力」は、「社会人基礎力」の3つの能力/12の能力要素を内容としつつ、能力を発揮するにあたって、「学び(何を学ぶか)」、「統合(どのように学ぶか)」、「目的(どう活躍するか)」という3つの視点のバランスを図ることが、自らのキャリアを切りひらいていく上で必要と位置付ける。