教授も毎年査定されるご時世(教授)

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大学の教員には「任期〇〇」「客員〇〇」「特別〇〇」という立場がありますが、これらの立場は、通常、1年または数年で終了する立場を意味します。

私は過去、「任期〇〇」という立場を経験したことがあり、雇用は安定していませんでした。多くの若手研究者は博士号を取得してもこのような立場でさらに修行することを強いられます。

一方、私の今の立場は「教授」であり、英語では厳密には「full professor」となります。「正教授」という立場で、雇用は終身雇用を意味します。

ただ、日本ではあまり「正教授」という言葉を聞きませんが。

雇用が安定され、通常は年々給与が右肩あがりに上昇するのですが、勤務大学での業績評価に応じて増加幅が決まります。

近年、研究者・教員もその頑張りに応じて給与に反映されることが増えました。

私の知り合いの先生方でも耳にします。

大学によって、評価する基準はそれぞれですが、やはり給与が関係するとなると、「頑張らなければ」という意識は強くなります

良くも悪くも、「正教授」であっても、毎年査定されるご時世なのです。


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