評価の高い大学で研究したい人は多いため、かなり給料を低く抑えても人が集まる印象をもっています(任期付でも)。博士号を取得した人に対して、適切な対価を支払うことが当然になってほしいです。競争原理は必要なものの、優秀な研究者が活躍できる環境を、社会全体で支えなければ。
研究に限らず、優秀な若手が活躍することは、その分野の発展に欠かせないと思います。スポーツや将棋などだって、若くて優秀な人が多ければ、その分野を発展させたり、みんなが注目してくれるわけです。優秀な研究者が活躍できないと、その研究分野が淘汰されてしまうのではないでしょうか?
日本では、博士号を取ることについて【足の裏の米粒】で表現されることもしばしばです。社会全体が大学院、博士号取得を価値あるものとして受け入れないと、優秀な人は日本に残りませんよね。
以前、東大大学院の説明会に出席したとき、ある教授が「うち(研究室)にきたら、土日に休もうなんて思ってはいけない」と言われ、ビビりました。
その方は、かなりの研究論文数をお持ちで、今は学長になられました。さすが、としか言えませんが。
研究においても、量が質を生むと思っています。
個人が発表する論文においても📃
裾野を大きくしっかりさせるような方針にしなければと思います。