ASDだけど、コミュ強です。

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こんにちは。万を究めるとかいて、究万(くま)とよみます。
カッコよくてかわいい名前の持ち主です|д゚)

自閉スペクトラム症(ASD)と確実に診断されて早2年。
診断名は他にもあるけれど、私の主診断はこれ↑

「自閉症・アスペルガーの人って、
コミュニケーションとれないんじゃないの?」

たまにそんな声を聴きます。

ネットで調べても、
ASDはコミュニケーションスキルに障害あり、
という風に書かれていて、

「周りの空気が読めない」「相手の気持ちがわからない」
そんなふうに捉えられているようです。

そこで私は思った。「あれ?おかしくね?」
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さて、私は自分で言うのもなんですが、
コミュニケーションスキルが非常に高いと思います。


相手への気配りはもちろん、
複数人数が相手でもそれぞれがどんなことを考えているか、
何を欲しているのか、マルチタスクで頭の中がぐるぐるしています。

初対面相手でも難なく雑談できるし、
バーに行けば隣に座った外国人と友達になって、
そのままオケオール(カラオケで徹夜すること)した、
なんて大学生っぽい経験もあります(笑)


「ASDはコミュニケーションの障害」
それだけではないけれど、どうやら定説らしい。
じゃあ私は一体全体何なんだ?
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多分、発達障害って障害自体、まだ研究途上なんですよね。

分かってないことも多いし、古い知識が一新されないまま、
ただ上書き保存されているだけの場合も多い。


自閉症、っていうとすごく重い感じがします。
アスペルガーはなんか軽い感じ。
多分、私だけの感覚ではないでしょう。

障害・症状・病名だけが独り歩きして、
みんなでなんとなくのイメージを作っていく。
でも、そこに当事者の意見はなぜかしら反映されません。

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発達障害の診断ってどうやってもらえるか知っていますか?
子供の頃についてはよく知らないけれど、
青年になってからの診断については私、知っています。

心療内科や精神科で、医者が「対面した私の状態」をみて判断するんです。

はじめての精神科で緊張してそわそわしている私。

それを「多動」と呼ぶ医者もいます。でも私は違うと思う。

だれだって初めての場所、特にこれまで縁が無かった場所は緊張するし、
そわそわもするし、ちょっとくらい変な事を言ってしまうかもしれない。

勿論、「対面した私の状態」だけじゃなくて、
幼少期の通知表とか、保護者からの印象とか、
そういったものも判断基準に含まれます。


でも、「私」のことを全て知っている訳ではない、
「2~3回会った程度」の私を「障害者」として診断します。

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勘違いしてほしくないのは、
別にそれに対して不満があるわけじゃないこと。

それが医者の仕事だから、
そして診断をもらうために患者は病院へ行ったのだから、
お互いWIN-WINです(笑)


私が言いたいのは、「発達障害」ってことばが、
めちゃくちゃ曖昧で、あやふやで、不確かな物だってこと。
それでも、私は日常に支障をきたしているから、
診断を求めて、治療を求めて、現在通院しています。


障害ってそういうこと。困っている、ただそれだけ。

「発達障害」っていう謎のでっかいラベルが、
どうかこれ以上一人歩きしませんように。

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なんて、当事者が言ってみました、究万(くま)でした。
ご覧いただき有難うございました。

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