【面接3】採用担当から見た面接を通過する学生としない学生の特徴!

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皆さんこんにちは。
元大手企業採用担当amiです。

今回は、採用担当からみた面接を通過する学生としない学生の特徴についてお話していきます。



面接を通過する学生と通過しない学生

面接の内容どうこうではなく、会った時の印象の話になりますが、
何年も採用担当をしてきて、何百人何千人もの学生の面接対応をしていると、
案内をしているときにもう面接を通過する学生としなそうな学生って
なんとなく印象で分かります。
印象の問題ですので、これを直せば面接が通過できるという話ではありませんが、あと一歩惜しいというときに、採用担当に良い印象を持ってもらえていると、今まで接してきた中でこういうところが良かった、普段の時はこうですよ
とプッシュしてくれる可能性があります!
採用担当も人間です。印象が良く、より自分が一緒に働きたいと思った学生は、なんとか面接を通過させたいと思うので、良いところを引き出すように社内でも話をします。
どうせ見た目が良い人だろ!コミュニケーション能力が高い人だろ!
と思うかもしれませんが、そうではありません。
誰でも意識することで”印象”は変えることができます!
これまで私が接してきた学生の印象の良し悪しをお話してきますので、
少しでも参考にしてもらえれば幸いです!


電話での対応

学生の説明会参加方法や企業によっても異なりますが、
私が以前勤務していた企業では筆記試験通過後に初めて学生と会話し、面接日の調整をします。
履歴書と筆記試験・適性検査の結果という少ない情報の中で通過の合否を判断しますが、合格と思って連絡したのに電話の対応が悪く、これは面接に進めていいのか…?と悩むこともあります。
電話の印象一つでも、今後面接を通過できそうか、通過できなそうかがなんとなく分かります。
印象の良い悪い電話対応には、それぞれ以下のことが挙げられます。

【印象の良い電話対応(採用担当が面接を通過できそうと感じる電話対応)】
●明るくハキハキ話す
●自分から挨拶、名前を名乗れる
●聞こえやすい声量、スピードで話す
●こまめに相槌、返事をする
●正しい敬語を使っている
●静かな場所で電話を掛けている
●勤務時間内に折り返しの連絡
●着信を見たらすぐに折り返し連絡をくれる
●復唱して内容を確認する

 復唱して内容を確認してくれる学生は本当に好印象です。
メモをしっかり取りながら聞いてくれていることが分かりますし、
こちらの話しも伝わっていることが確認できとても安心できます!
このように、電話一本でも相手の話を理解しようとする姿勢、
何か間違えや漏れがないように確認する姿勢がみられる学生は、
面接でも落ち着いて相手の話を聞き、
質問に合った回答がしっかりできる方が多いです。

【印象の悪い電話対応(採用担当が面接を通過できないと感じる電話対応)】
●挨拶ができない
●自分の名前を言わない
●声が小さく聞き取りづらい
●話すスピードが早すぎる、遅すぎる
●折り返しの電話が早朝もしくは深夜、または休日
●敬語が使えていない
●周りの音がうるさく声が聞こえない
●相槌がなく聞いているか分からない
●語尾が伸びていてだるそうに聞こえる
●メモの取り忘れや不明点を聞きそびれて何度も確認の電話をしてくる

ただの選考通過の連絡と言えども、挨拶や名前を名乗るという当たり前のことができない学生は、本番の面接でもできていないことが多いです。
就活時に限らず、これは社会人としての基本です。
相手の都合も考えずに折り返しの電話が勤務時間外であったり、周りがうるさい、相槌もなく話を聞く気がないのかと思わせる態度というのは、厳しいことを言うようですが、就活生としての意識の低さを感じます。
このような学生は、正直「次の面接で落ちるな…」と思いますし、実際落ちている確率が高いです。


面接前の控室での態度

 【採用担当が面接を通過できそうと感じる面接前の態度】
●明るくハキハキ話す
●自分から挨拶ができる
●話し中にちゃんと目が合う
●相槌や反応がある
●緊張していると言いつつ、笑顔が見られる

一番私が面接通過しそうだなと安心できるのは、
ちゃんと目が合い、緊張しつつも笑顔で話を聞いてくれる学生です。
面接前は誰でも緊張するものです。
そこでがちがちになり過ぎず、自分で気持ちを落ち着かすことのできる学生は、面接を通過する確率が高いです。
面接でもなんでも一番最初は挨拶になります。
ここで声がしっかり出ている学生は面接でも好印象なことが多いです。

  【採用担当が面接を通過できないと感じる面接前の態度】
●挨拶ができない
●とにかく暗い、目が合わない
●緊張しすぎて、話をしても無反応
●携帯をいじっている
●座り方ががちがち

対面で会ったときに一番、だめそうだな…と感じてしまうのは、とにかく暗く、挨拶もできない、挨拶しても声が小さい、全く目が合わない学生です。
私は、学生を面接会場に連れて行き見送るだけでも、学生の緊張が伝わりドキドキするくらいなので、緊張する気持ちは痛いほど分かります。(笑)
緊張する場面でも、もうやるしかない!と吹っ切れるか、どこまでも緊張して不安な気持ちのまま面接に挑むのかでは大きな差です。
いざ面接会場に入ったら、覚醒する人ももちろんいますが、控室のテンションを引きずっていく方が多いです…。
緊張しているときこそ、大きな声で挨拶してみたり、採用担当に「緊張してます」と正直に話してみたり、とにかく外に発散することをお勧めします!

ということで採用担当者目線で、面接を通過する学生と通過しない学生の特徴についてお話しました。
これはあくまで個人的な印象になります…。
でも結構当たっているところはあるかと思います。
電話対応や控室での態度というのは、選考に直接関係ないかもしれませんが、
意識するに越したことはありません!
少しでも採用担当者に好印象を与えられるようぜひ参考にしてください!

ではまた次回お会いしましょう(^O^)

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