この世を楽しむ⑬ 〜死の在り方〜

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死と聞いて、たぶん恐れをなす者が多いじゃろう。

死とは、この世の終わり、自分の全てがなくなる、そう思っている人間が多いが、確かに肉体はこの世のものだけであるから、手放さなれければならないが、魂は永遠に生き続けるのじゃぞ。これを聞いて皆はどう感じるかね。

輪廻転生を繰り返し、魂が成長していることは理解しておるじゃろう。

死と聞いて、恐れをなすものは、たぶんこの世を謳歌できず、人のため、家族のために自己犠牲を余儀なくされた者が多いように思う。

この世を満喫して、自分のやりたいことができた人間は、自分に素直によく頑張った、この世を楽しめたと後悔なくこの世を去ることができるじゃろう。

一人一人がこの世に生まれてくるときに、この世でやりたいこと、そして使命を自分で決めて生まれてくるのじゃ。

このやりたいこと使命を果たさず、この世を去る苦しみ悲しみを、常日頃から少し考えてみる必要があるのう。

自分はこの世に何をしにきたのかな?自分にはどんなことができるのかな?
神様は、それぞれに力や才能をお与えになっておる。

人と比べてできるできないではなく、自分の魂の喜びってなんだろう?
自分がやりたいことってなんだろう?と常日頃から、自分と向き合う時間をとって欲しいのう。

そうすることで、自分がやりたいこと、自分が本当に手に入れたいもの、口にしたいもの、そして心地よくいれることなどがわかってくるのじゃよ。

ずっと生き続けている自分の魂に労いや感謝をして、魂と共にこの世で生きることの喜びを共有して行ってほしい。これがわしら神様の願いでもある。
やってみておくれ。
                     瓊瓊杵命(ニニギノミコト)


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