【心のデトックスライン】 にしだみゆです。
先日プライベートで相談を受けていた友人が、おつきあいしている彼とお別れしました。
原因は彼女と彼の結婚観の違い。
彼女は未婚で30代後半、彼は40代で離婚歴ありです。
彼は結婚についてあまり前向きではなく「もっと時間をかけて考えたい」と言っていました。
でも、彼女は「結婚する見込みもない人と何年もつきあって、最終的に別れてしまったら、年齢的に次の相手を探すのが難しい」という考えで、彼との交際を迷っていました。
もちろん彼のことは好きで、問題は結婚観の相違に集中していたように見受けられました。
たぶん彼が、すごくマメに連絡したり、安心できることを言ってくれるタイプなら、彼女もその問題に意識を集中させずに済んだかもしれません。
「彼のことが好きで、彼と一緒にいる時間を少しでも長く継続したい」のか、
「彼は好きだけど、彼の優柔不断な態度につきあって婚期を遅らせたくない」のか、
どちらが彼女の本意なのかを何度も相談を受けるなかで探ろうとしました。
でも、こういうときって、どっちかってことはないんですよね。
それでも彼女は熟考の末、「結婚したい」という選択を優先して、彼とのお別れを決めました。
どちらを選んでも、私は彼女が進む道を応援しようと決めていたので、彼女がそれを決めた勇気と、そこに至る苦悩に「よく頑張ったね」と伝えました。
結局は自分が納得して出した答えだと認識すること、そのときの自分の気持ちに正直に動くことが大事なんじゃないかと思います。
ちなみに私は1度の離婚のあと「恋愛したい」を選択していますが、結婚したくないわけではありません。
たまたま、好きになった相手が結婚を望まない、共同生活に向いていないなどの理由から、それなら結婚せずに好きな相手と一緒にいようという選択が続いただけ。
結婚と恋愛、両方が手に入れば、もちろん素敵なことですよね。
でも、パーフェクトじゃなくても幸せでいられることはできるかもしれません。
相手や周囲がどういう気持ちかなんて、本当のところはわからない。
言葉で確認したって、1週間後には変わっているかもしれない。
結局は「自分がどうしたいか」
それだけが唯一わかる確かなものなんじゃないかな。
今日の1曲は私とは反対に「パーフェクトじゃないと意味ないじゃん」と歌っているこの曲。
でも内容的には「中途半端な恋はしたくない」「求めすぎて、みんな恋を失っちゃうのよ」と言ってるので「完璧な恋愛がしたい」という選択と、こじつけておきます(笑)
Fairground Attraction
Perfect
この曲が収録されているアルバムのジャケットがエリオット・アーウィットという写真家の作品なんですが、1988年発売のこのアルバムが、今でも女子ウケするのは、このジャケのおかげもあるんじゃないかなと思ってます。
残念ながら、どこかにあるはずのこのアルバムが行方不明(笑)
ご興味ある方は、フェアーグラウンド・アトラクション 「ファースト・キッス」で検索してみてください。
私の友人のように、恋愛と結婚のはざまでお悩みのかたは、こちらでご相談を承ります。