「何が悪かったか」よりも、「どうなっていたら良かったか」

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ビジネス・マーケティング
物事をレベルアップさせたり前に進めるためには振り返りをすることが重要です。でも、振り返りをするときに、「何が悪かったか」を起点に深堀りしていくと、過去を全面的に否定することになりやすく、チーム内が暗くなってしまいます。

悪いところに焦点を当てると粗捜しになり、粗捜ししようと思えば次から次へと粗はいくらでも出てきます。そして、場合によっては、誰々の意識が低い、誰々のレベルが低い、誰々が悪いなど、個人の責任を追及するような意見が飛び交いかねません。そこまでいくと、いかに自分を守るか、自分を正当化するかにばかり意識が行ってネガティブ思考に陥ってしまいます。


そうなってしまうのは、 「何が悪かったか」の深堀りによって、変えられない過去を否定するところから始めてしまったからです。

そうではなくて、「どうなっていたら(より)良かったか」と、過去を肯定した上で更に高みをめざすアイデア出しをすると、建設的な議論に繋がります。

あくまで仮定ですから、一歩引いて客観視できますし、個人が責められる心配もありません。

ちょっとした言葉の違いで、どこに焦点を当てた話し合いになるかが大きく変わります。否定的な言葉を、前向きになれる言葉に置き換えて使うようにするとチーム内が明るくなります。

最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
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