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面倒だからやる意味がある
記事
ビジネス・マーケティング
チームづくりのエキスパート☆荒川 佳大
2021/08/21 06:33
ちょっと覗いたら問題が次から次へと出てきそうな案件や、人間関係が複雑に絡むことって、中途半端に手をつけると面倒なことになりそうで、できれば何もせずにそのままそっとしておきたい......ですよね。
中途半端に手をつけると却って問題がこじれるため、面倒なことに取り組むには相当な覚悟が要ります。だから放置しておきますか? 何もしなくてもすぐに大きな影響が出なければ、一旦そこに据え置いて静観するのも選択肢の1つではあります。
面倒なことに直面したとき、僕は、まず、それを放置することによって最悪ケースでどれだけの影響が出るのかを考え、それによっていま手をつけるべきか、いま手をつけない場合はこの先いつ手をつけるのかを決めるようにしています。
ただし、この先ずっと手をつけないという選択肢は敢えて持たない(排除する)ようにしています。それは、・・・・・・どんなことであれ、メンバーが認識している問題を放置し続けることは、「面倒なことには目をつぶっておけばいい」、というメッセージをリーダー自ら発信していることになってしまうからです。それに何より、自分が、自分に対して、問題に立ち向かうのではなく問題から逃げる癖を、自ら植えつけてしまうことになってしまう、というのが一番大きな理由です。
僕の経験上、徹底的にとことんやる覚悟で臨めば、自分の想定よりも割と簡単に解決できることが多いような気がします。いずれにしても、怯まずとことんやる姿勢で対峙し続けると、ある日突然視野が開けたり、思わぬところから助け舟が出たり、案外何とかなってしまうものです。
それに、面倒なこと(自分がそう感じること)に取り組むことによってのみ、人は成長できるのではないでしょうか。自分が面倒と思えないことだったら、それは昨日までの自分の実力でできることであり、そこに成長はないと僕は思います。
”面倒なこと”=”自分が成長できるチャンス”と考えれば、チャレンジする気持ちが湧いてくるのではないでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このことから、少しでも新たな気づきや考える上でのヒントに繋がることがありましたら幸いです。
#面倒
#問題
#意味
#成長
#自律するチームのつくり方
チームづくりのエキスパート☆荒川 佳大
自律するチームづくりのエキスパート / 50代後半 / 男性
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