バイトから正社員の道(塾バイトはアピールになるか)

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さて、今度は学習塾でのアルバイトについて職務経歴書に書き込みます。
職務経歴書を書く上で、意識できるようになってきたのは「熱い内容」より「わかりやすい事実」を伝えるということです。

生徒に真摯に向き合った  <  授業評価で1位になった

多くの生徒の指示を集めた <  1カ月で10名生徒を増やした
生徒の合格に寄与した   <  早慶合格者を延べ30名輩出した

このように事実や数字を書くことで、企業側のすべての方が納得する客観的な情報となります。
数字や客観的事実はすべての人に等しく伝わりますので、
「バイトでも実績や集客力が一定程度ある」というふうに評価される可能性が高いのです。
それでもどうしても面接に進めないなら仕方がありません。

なお「情熱」「人柄」「やる気」「協調性」を軽視しているわけでは決してありませんが、これは面談で伝えるべきものと整理しておいた方がいいです。

■学習塾勤務(アルバイト) 在籍年数:5年
 進学塾△△で国立・早慶などへの進学を目指す生徒に受験指導を行う。
 〇〇校に所属し、在籍生徒300名の文系科目を担当する。

 3年連続で教室における生徒・保護者からの評価1位をいただく。
 勤務をはじめた当初の〇〇校の在籍人数は120名であり、
 生徒増加に一定程度寄与できたと自負している。
 特に国語における作文指導で評価をいただき、自らの発案で
 「難関校向け作文講座」を新設させていただき8名の生徒を集めた。
 この講座では遠隔地の生徒さんに対する電話での指導も新たに導入した。

 教務以外では保護者会、保護者面談、教材作成、テスト解説を行う。
 生徒さんに提供する大切なことは「学ぶ喜び」であると考えた。
 受験に対応する能力を高めるには生徒さんが自ら学ばなければればならず、
 そのために授業を徹底的に対話式にして「学ぶ喜び」に注力した。


こんな感じで記載しました。
塾のアルバイトは大学生でもやっていることなので、一段違うことをやっていることを強調したいと思って書きました。
単に決められた授業をやっているだけでなく新しい授業をつくったこと、生徒だけではなく大人(保護者)とも接してきたことをアピールしました。

正社員実績のある方々の煌びやかな実績には到底かなわないとは思います。
しかし、普通なら受け身であるアルバイトが結構主体的に仕事をしてきたことは伝わると思います。

さてこれを読んだ人事担当者が次のステップへ進めてくれるのか、それはその方の胸先三寸です。
たくさん書類で落ちましたが、面談へお越しくださいと通知をくれる企業も出てきました!

その続きはまた書かせていただきます。
読んでくださってありがとうございました。










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