復縁?復縁なんてやめたほうがいいよ...と思った話。

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占い
昨年かなぁ、実学算命学の占いの記事を雑誌に書いて欲しいという依頼がきて、「いいですよ、何の内容で書きます?」って話になったんだけど、

相手の会社さんからは「復縁するためにはどうしたらいい?彼の本音を知りたい!」ってテーマですけど、算命学で書けますか?って言って来たんですよ。w

え〜〜!?本気で?
これって、テーマ設定からおかしくない?
...って、わたしはもう笑ってしまいました。
これ、無理っしょ。w
 占いの一番売れるカテゴリが、「復縁」するための占い相談だそうなのです。だから、復縁したいひとが食いつくだろうということみたい。

いや〜(汗)...だってさ、普通に考えてみて欲しいんだよね。
第一に、彼の本音、って瞬間瞬間で変わるわけですよ。人間ですからね。目の前の相手に、絶対評価なんてそうそう出してない。

それに、本音と一口に言うけど、意識の上での本音と、深層心理の本音がまず二つあるよね。どっちですかって思うわ。w

例えばですけど、彼が本当はLGBTのゲイの男性だとする。
彼女は、「なんだか彼がよそよそしくなっちゃって彼の本音をしりたいです!」って来たとする。これ、どうするよ?w

俺は男だから女性が好きにちがいないって「意識は思ってるから」なぜ女性に対して、性的な反応がこないのか、わからない。それで、相手の女性が好みじゃないからなんだ...って思おうとする。
でも、深層心理の本音では、自分は男だけど、男が恋愛対象なんだって知っている。だから女性をそういう目では見れないわけじゃないですか。
 でも、この男性が自分がゲイだって気がつくのは、人生のどの時点になるかわからない。もしかすると、一生気がつかないで終わってしまうかもしれない。だとすると、彼女にとって彼の本音ってどこの意識の層の本音をさすのか、わからないじゃないですか。

 もちろん算命学で、ゲイだという星を出そうにも、はっきりとした関連性はないです。(傾向はある程度ありますが。)そして、それを彼女が知って、果たして復縁につながるのか?w
....ならないと思います。
そこに「しってどうする?!」という問題があるわけですよ。

彼は、彼女とはなんだか合わない、と感じている。理由はわからない。
で、別れを切り出すわけじゃないですか。

相手と合わないっていうのは最終的に、エネルギー的なものとか直感的なものだと思うんですよ。人間的にはいい人だと思うけど、なんとなく嫌だな、とか自分らしくいられないな、とかそんな類のもの。理由があったとしても、それを説明しても、合わない結果は変わらない。理由がないに等しい。
 だから、「ちょっと距離を置きたい」「ごめんね」って、彼のほうがいう。
結論だけ言う。もしくは、行動で伝える。
そこをぐいぐい押していっても、決して良いことにはならないんですよ。

そもそも、彼の本音がわからないから、彼はわかってもらえてないって感じたのかもしれない。占い使って理解したとしても、それはその時点で自分の感性の限界をさしている、ということだから、うまくいったとしても、また彼がわからなくなることなんてそれこそ一生続く。
そのたびに占い使うんですか?と。w
「直接聞けよ、本人に。」って私は突っ込みたいわけです。
完全に、それって、エンターティメントですよね。
だったら、花びらをちぎって、「好き、嫌い、好き、嫌い...」ってやっててもらえば、それはそれで幸せだと思うんですよ。w

算命学の考える男女(またはそれ以外のカップル)の相性というのは、二通りあります。意識的にお互いが分かり合える、という相性と、物理次元で利益を生み出しあえる相性であるかどうか、の二つの世界から相性を捉えます。
〜〜だから相手が好き、というのではなく、算命学の相性占いというのは、自分の持つ気と相手の持つ気が美しくコラボレーションできるかどうかを見ているわけです。

相手の気持ちが読めないと思った時点で、それはすでにもう終わった関係だと割り切ったらいいんですよ。努力でカバーする場所じゃないって。
だから、その雑誌社の人に言いました。
「彼の本音が知りたいなら、彼に本音を直接聞きに行けばいいわけなんで、
本音を直接本人に聞けないというそもそもの二人の関係性や、自分の心の問題に算命学はそもそも焦点を当てますけど。」ってね。

それでそのお話は無くなってしまいました。w 笑い話です。
本当に復縁の望みがあるのなら、相手に本音を直接聞けますよ。
相手の言う話も、信じられるし、相手もちゃんと話してくれる。
でもそれができない関係ってことは、大して親密でもないし、心が通い合って付き合っていたわけでもないし、それまでの関係性の中でなにも積みあがってなかったんだ.....ってことなんです。

言っちゃえば、その時点ですでに「終わった関係」なんです。
だからね、復縁鑑定を求める人ってね、勝負のかけどころをまちがってる人なんですよ。日頃の生き方でも、重要なタイミングやチャンスが見えない人。

「お付き合いする」っていうことは、一緒にパートナーとして良い関係をずっと育めるかな?と互いに興味を思って、行動を共にしてみること。
相手の良い点と自分の良い点を持ち合って、もっと良くなれるかな?...って、お互いに自分を紹介し合うライフ・イベントです。

だから、ちゃんとプレゼンしなくちゃならない。
プレゼンってのは、相手に魅力を感じてもらいたいって、自分のいいところをちゃんと相手に伝えることですね。そこに嘘があると、途中で終わっちゃいますけど、基本それです。だから、プレゼン期間が与えられている時に、相手と自分の心の扉がうまくあいて、それがこの先も閉じないな、って感じられるような関係をつくらなければ、その先のパートナーシップには繋がらないんですよ。だから恋愛は自分売り込みの営業ですよ。

だから、プレゼン期間が終わって、相手が去っていった後に、「もう一回プレゼンさせてください」って、なんとかお客さんの心をこじ開けようとしても、それはもう、勝負のかけどころが違っています。
 だから復縁って言うけど、失恋の余韻に浸る自分を遊んでいるだけなんですよね..でも、まぁ、そういうゲームにハマるのも、生活に張り合いでるんでいいとは思いますよ。色々ですからね。でも「復縁」は、波動を下げるのでお勧めできない考え方だと思います。

復縁自体は、はたして不可能かっていうと、そうじゃないですよ。
復縁した人って、身近な人にいます。離婚したけどまた同じ人と結婚した人ですね。(でも事実婚だけどね)
なんで復縁したかってね、もともと、辰巳天冲殺の奥さんと戌亥天冲殺の旦那さんだったんですけど、別れた理由は未来が開けなかった、相手が重荷になった、っていうフラストレーションがあったそうなんですよね。
辰巳の奥さんも自分探しをしていた。

だから、別れたあと、再婚までは10年以上のブランクがあった。
その間お互いを行き来はなかったんですけど、ある日、元ご主人の作品の展示会で二人は再び出会うんです。
そして、「久しぶりだね、どうしてた、あれから。」...って、ご飯でも食べた。色々と話したそうです。
 現実感覚のない戌亥の夫に、現実を全部しょわされていた辰巳の奥さんは、一人になったあと人生の色々を経験したその後の夫の厚みをそこで感じたんだって。「あ、この人、大人になったな...」って。

過去の彼を知っていたから、どのくらい頑張ってきたか、その成長率もわかったんでしょうね。そして、今度は私はこの人の元で安らげる、って感じられるようになった。
 でも、お互いに頼りあっての結婚はもう嫌だから、馴れ合いじゃなく、自分たちの意思で関係をつづけているということをハッキリ意識できるように、書類上の籍は入れないことにしたんですよ。
今度は、お互いの世界をちゃんと別々に保ちつつ、「形ではない本物のカップル」に、満足感や一体感を受け取ることを喜び合える結婚に変えたんです。

すごく素敵なご夫妻ですよ!
奥さんもご主人も才能があって、海外のカップルみたいな感じなんですけど、いつもフレッシュでいる。だって嫌だったら、どうせ結婚してない。別れればいいんですからね。

でもね、相手がいなくなった後のあの頃より、今のこの関係で暮らしている自分が幸せなんだってちゃんとわかっているので、二人は別れません。

こういうのと、占いの「復縁」カテゴリーってちょっと違うと思いませんか。
この二人は復縁したんじゃないんです。
あらたに成長した二人で、いままでとは全く違う新しい関係をクリエイトしたんです。

だからね、Jemmyは思うんですよ。
復縁するかどうかはわからないけど、もっといい状態の自分になるために成長させようって、一生懸命学んで自分の生き方を変えていったら、波動が変わるじゃないですか。波動が変わったその先に、また出会ったら、今度はお互いコラボできるかもしれない。

だったら、復縁占いなんかに行かないで、自分を磨くための次のことをやったほうが、よほどその先の復縁につながるんです。
 終わった関係を認められないのは、エネルギー的な相手への執着だし、しがみつきだし。
 そのひとを忘れられないってことは、自分がその人に与えたものよりも、自分の方がその人から得たものが多かったってことなんですよ。
相手も同じだけ受け取っていたら、関係は継続してますからね。

だったら、あの頃は良かった、元に戻りたい、じゃなくて、「ここまで離したくないほど、あなたが自分にとって、大事な人になってくれていたんだね。こんなに色々与えてくれて、ありがとう。」って、感謝が沸き起こるじゃないですか。
そう、相手に言える自分でいたくないですか?

だから、そんな貞子や番町皿屋敷のお菊みたいな、すでに勝負が終わったひとの鑑定はしたくないんですよね....。w
だったら、むしろあなたの恋愛の関係がスタートした頃に、実名算命学を依頼してください。
そしたら、「ここを押し出せ!まだイケる。」って、軍師もあなたに力貸せます。努力で間に合う期間にこそ、知恵を貸してもらった方がいいですからね。

そう、だから、面白いですよ。
私にプロファイリングを依頼してきて、人生の転機を迎えている人ってね、まだなんとかできる位置ギリギリの時点でくるんですよ。w
この、凄さ、わかります?

だって、そのポイントが終わってからだったら、どうみてもイタイですよね。
「あ〜婚期ですかぁ。(汗)(2年前が勝負だったのになぁ、もう厳しいなぁ)」とか「アイドルやりたい?(汗)(あ〜今からだと、確率低すぎる。つけるべき技能がなさすぎて。)」とかいうプロファイリングって、不思議なことにまだ体験したことがないんですよね。「事前の」お知らせなんです。

それはね、ご縁は人間の表面的な意識や意志の力だけで結ぶものじゃないからなんです。
全部、多次元世界からの働きかけなんです。
「ちょっとづつ、分かるように、分かるように、いろんなサインをこの子に送ってきた。でも気がつかないから、意識してもう努力できるタイミング、すぎちゃいそうだから、占い師のところにでも行かせよう!そして語らせよう!」

って、焦って送り込んでる。
一人一人の依頼人のガイドが言っているとしか思えないんですよ。
まれに夢枕に立つこともありますもんね。

でも、そのあとそのチャンスを生かすか殺すかは、本当にその人の生き方次第で。例えばね、婚期がもうこの一年しかないって言える人がいて、わたしはお見合いしたひとのなかで気になる人全てを、お相手のプロファイリングして、だいたい、どうなるかをナビゲートしたことがあるんですよ。

 そしてついに、彼女の守護神の月にすごいいい宿命のマッチングの人と出会えたんですよ。3高で割とイケメンで。もともと結婚できにくい人で、これ以上のお相手はでてこないな、って個人的には思った。
 で、実際会ってみて友達として付き合ってくださいね、ってお伝えしたんです。ただし、ネックは10歳くらい年下だったんですよ・・・。
現実的にも物質的にも、性格的にも分かり合えるいい人で。

そしたら、何が起こったと思います?
友達として、って言ったけど、彼女はいきなり会ったこともない男性と性的な話をしてて、これから結婚したいなら身持ちの悪さを疑われるから、いくらノリでもあり得ない、ダメだよ、そんなの。実際身持ちが悪くたって、カマトトにならなくちゃぁ〜(汗)って言ったんだけど、考えられないようなそういう致命的なミスをしちゃうんですよ。だいじょうぶか?ってドン引きです。(要するに結婚運が悪いんです。)
 さらには、実際会ってみたら、お互いが分かり合いすぎて、お互いのなかに自分の嫌なところを見つけ出して、相手ともめはじめたんですよ。w 
実のところ幸せになるのに、年齢差はあんまり関係ないです。長くみた関係性ですからね。
でも将来的にもいい相性でも、年下だったら、精神年齢は自分よりも低い確率の方が高い。そんなの当たり前ですよね。二十歳で中身が40のおじさんと同じはずがないように。

 そしたら、もし愛があれば、こんなに相手が分かるなら、相手を育てたいって、愛ある姉さん女房は思うんです。たしかにお相手は年齢差を乗り越えて、それくらい思ってくれる星だったんですけど、でも、その女性は自分が負担になることは嫌だった。
自分が甘えて、自分をなんとかしてくれる人が欲しかったんですね。

だから、そのチャンスは消えてしまった。
マクロンフランス大統領夫妻やトランプ大統領夫妻のようには行かなかったんです。ベストマッチって、どう言うことを言うんでしょうかね。
 ですから、そのあとは、宿命を送ってもらっても、ろくなものが来ず。
DV男だったり、マザコンだったり、結婚のチャンスがほぼ無いわけです・・・。リスクが高い人ばかりなんです。
それで私は学びました。

チャンスを生かすも殺すも、自分の生き方次第なんだってことに。w
チャンスはちゃんと来てる。でもそのチャンスが来た時までに自分のエネルギーがそれをものにするまで十分育っていなかったら、そのチャンスはただの事象として流れていってしまうんですね。

後天運で運気がいいときは、誰だって波動を軽く上げられます。いいことばっかりあれば、そりゃテンション上がります。
でも、その上がった波動を強めて定着させられるかっていうところは、本当に日頃の生き方や意識が作り出すものなんです。高波動を作り出すこころの再現性を保つためには、本当に心からわかったかどうかが問われるんですよ。

目の前の彼は、彼女にとっては貧相な相手に見えた。
だから、自分にはもっと素晴らしいいい相手がいるはずだと思った。
でも、貧相な相手に見える、王子様かもしれなかったわけで。
野獣もカエルも王子様だったじゃないですか。

あ、もちろんそのときはプロファイリングのお金はもらってませんでした、本当に、個人的にいい相手を得て欲しかったからね。人間、うまく誰かを使うことが当たり前だったり、相手から受け取ることばかり考えていたら、それは見えない。逆にちゃんと成長し続けて、自分が相手に何を提供できるか、そういうことを考えられていたら、今それが成立しなくても、目の前の人の可能性を考える。一緒に頑張れば、やれるかな?って。

算命学軍師は、時の流れを読み、チャンスがくることはお伝えできます。でも、それをものにできるかどうかまでは分かりません。
それは全て、依頼者ご自身の生き方ひとつだからです。

いつ恋愛のチャンスが来てもいいように、自分磨き、がんばりましょう。

























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